よみがえった「永山邸」: 屯田兵の父・永山武四郎の実像 (開拓使通り叢書 1)
- 共同文化社 (1990年1月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784905664611
感想・レビュー・書評
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屯田兵の父と言われた永山武四郎の生涯と、札幌に今も残るその私邸に関するノンフィクション。
薩摩藩士の子として生まれたが北海道の開拓使となり、屯田兵制度を創設、上川地方の開拓にも力を入れ、「死しても北海道を守る」と札幌に骨を埋めた武四郎の生涯が詳細に描かれている。
歴代の北海道庁官で札幌に私邸を建てたのは武四郎一人であり、開拓にかける覚悟のほどがうかがえる。
本書の後半は永山邸の詳細な記述であり、その部分はほとんど飛ばし読みしてしまったが、ファクトリーの隣に建っているという邸はいずれ訪れてみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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