吉田松陰 武教全書講録

著者 :
  • ケイアンドケイプレス
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本棚登録 : 50
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906674626

作品紹介・あらすじ

吉田松陰の武士道講義録、戦後初の出版、遂に成る!講義のテキストとなった山鹿素行の兵学『武教小学』を全文掲載!維新の志士達を鼓舞し、自らも国に殉じた松陰講義録の完全現代語訳。武士の道徳とは、どうあるべきか?松陰の思想が、いま明らかになる。

感想・レビュー・書評

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  • 士は農工商の長である
     →ただし、農工商のような技能はない
     →よく身を修め心を正しくして、
      国家治め天下を平和にする
    暇な時は直ちに今日1日のことを反省しなさい
     →反省するとは過ぎ去ったことを振り返ること
     →振り返りには書き出すことが良い
    仕事とプライベートを分ける
     →切り替えをきちんとしないと疲れてしまい、
      大事な時に動けない
     →家臣が主人から家が離れることを許すべき
     →ただし休みでも羽目を外さない
    自由な時代こそ自分で規則を作る必要がある
     →昔よりも何でも手に入るからこそ取捨選択
    言葉や他者への対応はその人の志が出てくる
    礼儀の基本は姿形を正しくし、表情を平静にし、
    言葉遣いを丁寧にすること
     →そうした後初めて礼儀をその身に備わる
    衣食住は身の丈に合ったものにする
     →身の丈以下の場合心もケチケチする
     →飾り付けは最小限。居心地の良さを優先
    倹約とケチの違い
     →倹約は義を中心とする、公的なもの
     →ケチは利益を中心とする、私的なもの
    浮気症については厳しく咎めている
     →貞操を貫いた者を高く評価している

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