Occultic;Nine1 -オカルティック・ナイン- (オーバーラップ文庫)

著者 :
  • オーバーラップ
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本棚登録 : 221
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906866212

作品紹介・あらすじ

-Q.幽霊を信じますか?A.そんなのいるわけないっしょ!吉祥寺に住む我聞悠太は、オカルト板まとめブログ『キリキリバサラ』の管理人。アフィリエイトで一獲千金を狙う日々を過ごしていた。そんな悠太のブログをキッカケにして、見ず知らずの9人の運命がさまざまに交差し始める。それは小さな『違和感』を生み、やがて想像を絶する大事件へと繋がっていく。黒魔術、死後の世界、超能力、占い、異次元世界、予言、催眠術、都市伝説。-世界はインチキで溢れてる!9人の変わり者たちがオカルトの真理を暴く、超常科学NVL第1弾。

感想・レビュー・書評

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  • アニメを見て面白かったので、ラノベの方も読んでみようと思った。
    アニメでは描かれていなかったシーンがいくつもあり、そこが新鮮で面白かった。
    アニメ知らない人は、知らん人が沢山出てきてややこしいし退屈かも...

  • 『STEINS;GATE』の志倉千代丸が描く、一癖も二癖もあるキャラクターが織りなす超常科学NVL。全編に渡って偏執的とでも言うべきオタカルチャーに染められており、Twitterやまとめブログ、ニコ生などの風俗が違和感なく溶け込んで独特の世界観を作り上げている。群像劇らしく視点が入れ替わって進む本作ではあるが、特に苦にならず追うことができ、非常に読みやすい文体。ややオタ臭く、読み手を選ぶ側面もあるものの、科学と非科学が混在するこの妙味は中々出せるものではなく、やや突飛な展開ながらも、現代風の空想科学ジュブナイルとして十分に楽しめる。難点は主人公のキャラクター造形で、高校生ニートのまとめブログ管理人というのはかなり賛否両論のある設定だろう。しかし何かしらの鬱屈や過去がありそうではあるので評価は保留。普通のライトノベルに飽きた人間や、現代のオタカルチャーに抵抗のない人間なら楽しめること請け合いである。

  • 新しいジャンルに挑戦してみようと思うて読んだけど、あかんかった。登場人物が全部出てくる前に挫折してもた。

  • アニメが面白いので、気になって読んでみた。ここまでの展開はアニメにある内容と近いが、256人事件などはまだ出てこず、橋上教授の遺体発見まで。アニメはだいぶ速いテンポで進んでいるらしい。アニメを初めて観たときも感じたが、登場人物たちの話し方が若干苦手で、好きになれるキャラクターが特にいないのだが、先の展開が気になるし面白い。ラノベにも好きな作品はあるが、思えばキャラ先行のことが多かった気がするので、ストーリーだけでここまで入り込めるラノベは初めてかもしれない。

  • この方の作られるゲームがとても好きで、でもゲームの方も序盤は(失礼な言い方だけど)あまり面白くなくて、ストーリーが進み伏線が回収されるにつれて加速度的にものすごく面白くなっていくのだということを知っているので、多分今回もそのパターンなのだと思うし、2巻が出たら読むつもりだけれど。それにしても。うーん。全く何も感じないまま1巻が終わってしまった。
    今のところ登場人物の痛々しさに耐えられないのだけれど、シュタゲのオカリンのようにそういう部分すら愛せるようになる日は来るのかな。

  • 「お兄さまが大好きな海に、一緒に行きましょうね。」

    オカ板っぽいあの日記(FB)好きだよ。
    ほうほう今回はゲームからでなくラノベ発なんですね、ということで「Occultic;Nine」。
    おもしろい。立ち絵にはいるのに登場してないキャラとかちょろっとしかまだ出てないキャラとかいるけど。…まあ、むりやり出すよりは。
    主人公が、実にアカン若者的にイライラするキャラとして忠実に描写されていた。文章の上では別にOKだけど、もしアニメ化とかしたらどうなるかはちょっとわからない。
    りょーたすは一体何者なんだろうなあ。
    巻末にTipsがあってにやにやした。

  • ある不可解な事件を軸に、何かしらオカルトに縁のある登場人物たちが出会い巻き込まれはじめる導入編の1巻。主役級の人物が8人も登場して視点が次々入れ替わるのだけど、皆キャラ立ちしていて混乱することなく、ポップな文章でサクサク読める。まだ事件との絡みがよくわからないキャラや組織もいて、続きが出たら読むと思う。

  • 微妙。
    群像的な展開な分、前半はかなり退屈。
    あくまで、導入とキャラ紹介が大部分。
    次が気になるほど、惹きつけてくれるものを今のところ感じなかった。

    特徴いえば、ニコ生やアフィなどの話題を取り込んでいるくらい。それを活かせているわけでは無い。珍しいだけで、強みではない。

    小説一巻だけとして見ると、面白くないです。

  • 先がすごく気になる。

    こういったいろんな人が関わりあって物語が進行していく話は好きだ。
    ネットがその媒介になるのも今っぽくていい

    若干シュタインズゲートと同じような要素も多い気がするが、シュタゲを越えてくることを期待してる。

  • 久しぶりにラノベをジャケ買いしたら1冊でキリのいいところまで完結してないじゃん!
    パズルのピースがたくさん出た所で終わってるので腹立ち感満載。しかしながら、ピースが綺麗でカッコ良くて、続きが読みたくなったので期待を込めて星四つ。

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著者プロフィール

株式会社MAGES.代表取締役会長、作曲家、音楽プロデューサー、作家。 科学アドベンチャーシリーズ『CHAOS;HEAD』『STEINS;GATE』『ROBOTICS;NOTES』などでは企画原案を務め、『Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-』で小説家デビュー。

「2017年 『オカルティック・ナイン(4)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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