灰と幻想のグリムガル level.2 大切じゃないものなんか、ない。 (オーバーラップ文庫)
- オーバーラップ (2013年11月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784906866472
作品紹介・あらすじ
…見捨てるなんて、できない。というか、見捨てるべきじゃない、と思う。見知らぬ世界「グリムガル」へと連れて来られたハルヒロたちは経験を積んでようやく半人前から抜けだそうとしていた。ステップアップのために新たなダンジョン「サイリン鉱山」へと挑むのだが、そこはパーティに加わったメリイが過去に仲間を失った場所でもあった。順調にいくかと思われたハルヒロたちの探索だったが、予期せぬ仲間との別行動を強いられ、更にデッドスポットという異名を持つ巨大なコボルドが襲いかかる。新たな試練とともに、灰の中から生まれる冒険譚の第二章が紡がれる!
感想・レビュー・書評
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つまり迷宮はコボルドたちの家みたいなもんなんでしょう?
それもかなりの集合住宅。
そこに乗り込んで、あんなにワイワイ騒いでたらそりゃ見つかりますよ。
黙ってられないのはわかるんだけど、時と場合を考えて。
それを考えられない人だから、リーダーはイライラしちゃうのね。
悪い人ではないのだけど…って感じか。 -
いつもはあんまり読まない系ですが、アニメも面白かったしと読んでみました。
ランタは友達にはなりたくないけど、仲間としては頼もしい奴。
後はリーダーとしての苦悩。
あとがき読むとなんとなく作者さんもハルヒロタイプなんじゃないかなと思ったり。
サブタイトルが好き。 -
アニメと違って結構あっさりデッドスポット倒すんだなあ。
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アニメから入りました.初っ端の話から違って驚きました.レンジはやっぱりかっこいいですね.アニメと違ってランタやハルヒロの心理が色濃く出てくるところが良かったです.最後のあたりが描写は思い浮かんぶんですが,もっともっとゆっくりやってほしいなと思いました.後30ページくらい欲しかったです.
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ランタをどうにかしたい。リーダーとして和を乱すランタに悩むハルヒロ。メリイの敵討ちと絡めて、ランタの仲間としての意義を知る。
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灰の中から生まれる冒険譚の第2章。
ハルヒロ達は経験を積んで新たなダンジョン「サイリン鉱山」へ挑むのだが、そこはメイリが過去に仲間を失った場所でもあった。
順調に行くかと思った探索だったが、モンスターたちが襲い掛かる。
ランタは相変わらずだったが、1巻より読みやすくなっていい感じ。
バトルシーンも上手いですね!
ただ、1巻の感想でも少し触れてるけど、主人公たちがどこへ向かっているのか、どうしてここにいるのかに触れてなかったのが不満ですね。
そこがわからないとただ戦って成長する姿だけの物語です。
もうワンパンチ欲しい! -
読者的にもストレスになりそうなランタへ早々に焦点を当ててよかったと思う。物語自体はこれからが本番という感じ
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ゴブリンやコボルト、いわゆる西洋ファンタジーの雑魚モンスターの代表格ですが、そんな雑魚たちをここまで詳細に表現した小説は珍しいと思います。雑魚とは言え生き物である以上必死に抵抗してくるし、固体による差もある。
この小説は巻き込まれ型、もしくはゲーム小説風ですが、その世界における生活や戦いがすごくリアルです。