灰と幻想のグリムガル level.3 思い通りに行かないのが世の中だと割り切るしかなくても (オーバーラップ文庫)

著者 :
  • オーバーラップ
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906866694

作品紹介・あらすじ

思わぬ活躍で有名になったハルヒロと仲間たち。自信を付けた仲間たちと、悩み続けるハルヒロのもとに後輩となる義勇兵達が現れる。そこにはハルヒロの記憶に残る名前を持った少女もいた。そんななか、オルタナの街はオークたちの居座るデッドヘッド監視砦の奪還に向けて動き出していた。報奨金目当てに作戦参加を決めたハルヒロたちは、レンジやチョコたちと共に初の大規模戦闘を戦うことになる。灰の中から生まれた冒険譚は、いま大きな節目を迎える!

感想・レビュー・書評

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  • デッドヘッド監視砦編。
    オーク童貞卒業、モグゾーレベルアップ、チョコ、異世界転移?前の風景が少し、モグゾー、、、?という感じ。
    戦闘シーンが前の巻より引き込まれる感じで良かった。

  • 城砦攻めが無傷で終わるはずがない。
    犠牲前提でないと城攻めなんてできない。
    作戦が梯子だけというのは、ほとんど無策のようなものよね。
    結局それは、全て犠牲の上に成り立ってる力押し。

  • 今回はオークとのレイド戦。チョコの登場と、過去編も少し。
    戦いの部分の混乱っぷりがありありと伝わってきました。
    でもまぁ私ならいくら重くてもあの時点で盾は捨てないかなと。
    無双とかだと当たってもちょっとのダメージだけど、現実だと当たれば死にますよね。
    最初の仲間が死んだのも弓矢だったのにボケボケか!とちょっと突っ込んでしまいました。
    そしてラスト。悲しいけどこれからどうなるのか気になります。

  •  緊張感ある肉弾戦描写がファンタジーアクションの本領を見せつつ、世界観と先の伏線を張るという点は3巻にふさわしい。
     ただし、チョコ、なぜに…。今この時点で迎える結末とは思えんが…。現世と彼の世とをつなげる役割を果たしそうなキャラクターだったのに…。

     そして迎えるラストに絶句(というより、不謹慎な言い方であるものの、「上手いなあ、描述が…」と感じる)。が、これで5巻以降も買い続けようと決意したことは確か。

  • 物語が進むにつれて敵が強くなってきましたが,今回の敵はオーク.自分の中でオークはさほど強い分類に入っていなかったんですが,この物語でのオークは強い.すごく強い.戦闘シーンは,状況が入り乱れていて,自分の頭では想像が追いつきません.この話がアニメ化されたら,どうなるか気になります.

    ハルヒロのグリムガル以前も巻頭のカラーページからも分かるようにチラッと垣間見えて,戦いの日々に隠れている過去の記憶が気になってしまいます.

  • 仲間がズンズン死んで行くところは最近のラノベでは珍しいなあ。

  • チャコ登場。前世の片想いの相手にハルヒロは?大規模戦闘司令に参加する。

  • 灰の中から生まれる冒険譚の第3章。
    自信をつけたハルヒロ達は、報奨金目当てにオークたちの居座る監視砦侵略へレイド戦を行うことに。

    ランタのウザさは依然キープ(笑)
    これは予想通りなんだけど、ハルヒロのマイナス思考も結構ウザくなってきたかな。
    時々、過去の回想も挟まれるんだけど、記憶をなくしてるって設定なんだからいらない。

    展開も普通のレイド戦で逆転劇や策を巡らすこともないので普通に始まって普通に終わる感じで特に強調することはないのだが、最後のワンシーン「どぅも」に起きた出来事のせいで今後の展開と終着点が常に気になってしまいます。
    しっかり回収をして欲しいね。

  • レイド戦。戦いの最中に仲間の死を嘆いているヒマはないというあたりに、この作品らしいシビアさを感じる

  • やはり和風wIZを想起する。
    俺Tueeeが氾濫する中、同期の中でも底辺に属する強さの主人公チームとか、よくやれる、と。
    逆に新鮮なんだが、内向的な主人公とかうざい仲間とか時折殺意がわく。

    新キャラもちょっともったいないかな、と。

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著者プロフィール

作家。北海道大学文学部卒。
『純潔ブルースプリング』で第7回角川学園小説大賞・特別賞を受賞。
主著に『薔薇のマリア』シリーズ、「第九高校」シリーズなどがある。

「2013年 『マイワールド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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