リバース

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906953080

作品紹介・あらすじ

2016年8月、衆議院総選挙直前-。腹部を切り裂かれ、子宮を奪われた惨殺死体が発見された。被害者は分子生物学研究所に勤務する女性科学者。その左手には謎の刺青があった。警察庁の上條理事官と警視庁の宮島警部は異例の合同捜査に乗り出す。すると、被害者が"男性に子どもを妊娠させる技術"の研究を行なっていたことが判明する。連続殺人、赤い刺青、猟人猿ボノボ…浮かび上がる秘密結社の存在。ヒューマニズムを根底から揺るがす"日本再生計画"とは!?壮大でスキャンダラス、全く新しい警察ミステリー!!

感想・レビュー・書評

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  • 設定やキャラはいいと思ぅんだけど、
    それを活かし切れなかった…、
    といぅか、活かし方を間違った感じ。

    広げた風呂敷を、収め切れなかった、
    って感じかな~。

    特に…、
    主人公が、脱線してしまったかな~。

    あと…、
    秘密結社の使い方って、難しいな~。

    などなど…。

    在り来たりだけど…、
    カルト教団による妄信と暴走ぐらぃが
    収まりがよかったかも…。

    起承転ぐらぃまでは、よかったです。

  • 途中まではかなり引き込まれましたが、最後が残念でした。
    その後の日本と秘密結社、主人公がどうなるのか、もやもやします。
    テーマは興味深く、伏線を繋げていく感じは非常に面白かったのですが、もう少しまとめて欲しかったと思います。

  • 前半部だけなら星5つ!な感じでしたが、尻すぼみな感じがあり星4つにしました。

    手法としてはいいと思うのですが…最近は政治絡みの小説が多くなってきたような気がします、ネタが枯れてきたのでしょうか?

    なんとなくもっと先まで判らなくしておいた方がいいのかなとも思ったのですが…まぁいいんでしょう。

  • うーん
    もやっと

  • 快楽殺人なのかテロなのか、政治的思想と復讐・信仰・常識を逸した科学・秘密組織・迫る衆院選。
    張り巡らされる伏線非常に面白かった。
    いつか科学が進んだら、そういう思想を持つ人間が増えたら性を越えた世界にならないとも限らない。
    私は嫌だけど。

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著者プロフィール

中村啓

一九七三年、東京都生まれ。第七回「このミステリーがすごい!」大賞・優秀賞を受賞し『霊眼』にてデビュー(文庫化に伴い『樹海に消えたルポライター~霊眼~』に改題)。他の著書に『奄美離島連続殺人事件』『美術鑑定士・安斎洋人「鳥獣戯画」空白の絵巻』(いずれも宝島社)などがある。

「2019年 『ZI-KILL 真夜中の殴殺魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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