- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784906993772
作品紹介・あらすじ
着物を着て東京をブラブラおさんぽ――、着物を着られるようになったら、ぜひやってみたいことの一つです。本書は、そんな“着物さんぽ”にぴったりな東京のレトロ&モダンな街のおさんぽを、きくちいまさんのイラストでガイド。着物で歩いてみたい街並み、着物を購入できるショップや着物に合わせたい小物を買える雑貨店、着物で入ってみたいカフェ&レストラン、ショップ、美術館、映画館、寄席などをご案内。きくちいまさんが、その街の雰囲気に合わせたコーディネートも紹介します。
着物を持っていなくても大丈夫! レンタル着物で街中をさんぽできるサービスも紹介します。着物初心者も着物未経験者も楽しめる、そんな一冊です。
感想・レビュー・書評
-
デイリーに着物着ようよ!を提唱し続けているきくちいまさんの、着物が似合う東京散歩案内。
美術館やグルメ、雑貨屋さんなど、東京在住でも意外と知らない場所も結構ある。
お店屋さんは、クローズしてしまうこともあるから正直本に載せるのには馴染まない気もするが、着物バーは探していたので行ってみたい。
着物でお出かけすると、普段の町もなんだか新鮮。浅草でレンタル着物着てカフェでお茶している女子たちを見かけたが、コスプレ的な感覚なんだろう。
本書では、マジメ、ファッションアレンジ、和洋ミックスの3つの着こなしでお散歩を提案。
イヤリングやスカート重ね着だって良いという、オバ様方が卒倒しそうなコーデだが、東博のきもの展でも明らかな通り、着物の着方は時代によって変化する物。
ファストファッション、プチプラファッションですっかりチープでつまらなくなったお洋服、着物のゴージャスな色彩や柄素材でファッションを取り返そう。
きくちいまさんが、平成で最高に美味しかったものとして千疋屋のフルーツサンドをあげていたのでぜひ行ってみたい。
イラストがデジタル作成なのか、描線が太すぎて、着物のディテールがよく見えないのが良くない。もう少しクリアな線のイラストの方が親切。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近はカジュアルに着こなす人もいるけれど、まだまだ畏まった印象が多い着物。そんな着物を普段使いしている人のイラストとエッセイ。
歴史のある場所にもモダンな場所にも馴染み、レンタルショップなども紹介されている。
着物ユーザーからのきっちり・カジュアル・和洋折衷などのコーディネイト案が随所にちりばめられていて、着物って自由なのだな、と感心する。
慣れると面倒ではないらしいし、いつか着物でおでかけしてみたい。その時はこの本を参考にしよう。