ふきだしくん

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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907108458

作品紹介・あらすじ

あるところに、人と話すのが少し苦手な男の子がいました。ある日のこと、男の子はふとしたことでお母さんにしかられ、ふてくされてしまいます。その夜、男の子の頭上に、白くてフワフワとした奇妙なものが現れました。「こんにちは。ボクは、ふきだし。おはなしするのが、だいすきなんだ」。そう言うと、「ふきだし」は男の子をふしぎな生き物がたくさんいる空想の世界へと誘い……。巻末には、本書に登場する生き物たちの解説図も収録。
本書は、読み手である子供たちが、セリフを想像しながら楽しめる構成にしています。絵本に登場する生き物たちは、主人公に何か語りかけてきますが、セリフは書いてありません。それぞれの読み手が、意外なセリフを思いついたりするでしょう。
人の性質は十人十色。子供も例外ではありません。どんどん前に出る子もいれば、引っ込み思案な子もいます。自分の感情をうまく言い表せず、黙り込んでしまい、自分の意思や考えを周りに伝えられないーーというケースもあると思います。でも、どんな子供も、自分なりに考え、想像し、豊かな感情を内に持っています。本書は、そんな子供たちの豊かな可能性を引き出す、コミュニケーションツールとして位置付けています。

著者プロフィール

風合いのある綿麻の布に手描き染めした作品を制作。身近な自然や命をテーマに、日本の季節や文化などの要素を加え、花鳥画、風景画、縁起物、風物詩などの作品を描く。
2013年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。
2019年6月デビュー作『ねこになりたい』、同年12月『ふきだしくん』(出版ワークス)を出版。
猫とお酒が好き。

「2020年 『ねこのおみやげ〜サクラというねこのお話〜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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