- Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
- / ISBN・EAN: 9784907613419
作品紹介・あらすじ
コノヨノオワリ・タウンの古びたモデルハウスに、おばけのおばさんと3人の子どものおばけが住んでいました。あるハロウィンの夜、おばけの子どもたちはスーパーマーケットに出かけて行って、そこに並んでいたマシュマロを食べてしまいました。そうしたら、おばけの子ども達は姿を消すことができなくなってしまったのです。おばけの子どもたちは、せっかくなので人間の子どもたちに混ざって、ハロウィンパーティを楽しみ始めたのですが……。ルイス・スロボドキンがイラストを描く児童読み物の最新刊です。
感想・レビュー・書評
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おばけが主人公。さほど悪意もない3人?のおばけの子ども達が、ハロウィンの夜にマシュマロを食べ過ぎて姿を消せなくなってしまう。でもハロウィンなので仮装の子ども達に紛れてお菓子を貰ったりしながら楽しんでいると…。
スロボドキンの本は長さも内容も児童に良いと思うけど、やはり絵が今の子たちには心惹かれないようで、なかなか手に取ってもらえない。絵本と違い読み聞かせには長すぎるし要約して紹介するとか工夫して読ませたい本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おばけの3人兄妹が、ハロウィンの夜マシュマロを食べて姿を消せなくなってしまうおはなし。
訳者小宮由さんのあとがきが良い。
「世界を平和にするために本をよんでるのよ」って深い。 -
面白かった。
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ハロウィンパーティーでマシュマロを食べることにより姿を消せなくなった3人のお化け兄弟のおはなし。
新着図書だったこと&お化けに苦手意識があるので読んでみた。ほっこりしたし起承転結綺麗にまとまっていて児童書として良いと思う。
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訳者・小宮さんの後書き「本のおもしろさって、なんでしょう?」もとても好きだった。
''本の面白さとは、読んでいる間、わたしは、わたしではなくなって、他の人の視点にたつことができることだと思うのです。'' ''物事を色々な視点で見ることが出来れば、相手の心に寄り添えて平和になる''
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私が本を楽しんでいるのは、世界中を平和にするためなのかもしれない。 -
秋にぴったりの幼年童話。スーパーで売り物のマシュマロを食べてしまったおばけのこどもたちは姿を消すことができなくなってしまう。