ものづくりの理想郷 ー日本酒業界で今起こっていること

著者 : 山本典正

• dZERO (2014年12月11日発売)

作品紹介・あらすじ

大学新卒採用の蔵人は、なぜ24時間勤務を笑顔でこなすのか。

早朝出勤、長時間労働、肉体労働、少ない休日、宿直あり。
それでもここには働く喜びがある。

人気企業ランキングからは見えてこない、
不況しか知らない世代のもう一つの潮流、
新しい価値観、そして未来と希望のものがたり。

著者プロフィール

平和酒造代表取締役専務。1978年、和歌山県に生まれる。京都大学経済学部を卒業後、東京のベンチャー企業を経て実家の酒蔵に入る。大手酒造メーカーからの委託生産や廉価な紙パック酒に依存していた収益構造に危機感を覚え、日本酒業界にあっては他に類をみない革新的組織づくりをするとともに、自社ブランドの開発・販売に力を尽くす。一方で、全国の若手蔵元と協力のもと、日本酒試飲会「若手の夜明け」を立ち上げ、2011年から代表をつとめる。代表的な銘柄は「紀土」と「鶴梅」。紀土大吟醸はIWC（インターナショナルワインチャレンジ）2014でリージョナルトロフィーを受ける。

「2015年 『メイドインジャパンをぼくらが世界へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」