ヴィクトリアンの花詩集: 花言葉に寄せて

  • 岳陽舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907737146

感想・レビュー・書評

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  • ビアトリクス・ポターやルドゥーテに比類する、この本の美しさ! 画家として活動することがなかったのはもったいないけれど、当時の上流社会ではどうしようもなかったのでしょうかね。ただ自分と大切な誰かのために、心を込めて描いてくれたことをありがたく受け止めましょう。

  • カリグラフィーと植物(花中心)の絵の美しさ!!!
    見ているだけでもうっとりしてしまう……

    パンジーや薔薇など、現代の私たちでも花ことばを知っている植物から、マリーゴールド・羊歯など、意味が推測出来ないもの、その他にも当時は花ことばが定められていなかったものなどなど、様々な植物が描かれています。個人的には、赤いカーネーションの花ことばが意外でした。「私のみじめな心を哀れむ」だそう。これを母の日に母親に送るって……当時の人は考えられないでしょうね……

    花束に意味を隠して相手に送る、というのは奥ゆかしくて素敵だと思う。シェイクスピアの例が沢山挙げられていたので、読んでみたいな。

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