小説の処方箋: 小説にみる薬と症状

  • 鼎書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907846862

作品紹介・あらすじ

作品に描かれた様々な病や症状に、薬と医学や化学工学という方面から光をあて ることで、これまでの読みにまた新たな理解が加わり、解釈の可能性を考察する。

感想・レビュー・書評

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  • 夏目漱石から奥田英朗とかまで出てくる薬とかの解説、結構面白かったよ。薬ではないけど、海と毒薬の話も興味深かった。
    人には無限の可能性がある、だから人は不幸なのだ。たとえ自分が今何者かであっても、無限の可能性には勝ち目がない。ていう小林恭二の父に出てくるセリフに痺れた。

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著者プロフィール

仙台白百合女子大学教授。日本ペンクラブ会員。日本女子大学大学院博士課程修了。専門は日本の近現代文学。著書に『名作の食卓──文学に見る食文化』(角川学芸出版)、『作家のごちそう帖』(平凡社新書)、編著に『日本語表現 演習と発展』(明治書院)、『小説の処方箋』『神経症と文学──自分という不自由』(以上、鼎書房)、共著に『日本女子大学に学んだ文学者たち』(翰林書房)、『永井荷風──仮面と実像』(ぎょうせい)など多数。

「2018年 『作家のまんぷく帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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