住んでみたい宇宙の話

著者 :
  • キノブックス
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本棚登録 : 79
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (147ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908059339

作品紹介・あらすじ

月は宿場町、火星は郊外型住宅地、金星は空中研究都市、タイタンの潜水型住宅。これはそう遠くない未来の話。宇宙の暮らしをカラーイラストで紹介!

感想・レビュー・書評

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  • 一番最初に読んだ、竹内薫さんの本。
    なんと感想を書いてなかった!

    宇宙で竹内、というと私はニュートン編集長だった竹内均さんを思い出す。
    NHKの子ども向け番組で、科学分野の質問に答えてくれる先生だった記憶がある。

    で、竹内薫さんはもしやお身内?と思ったのだけれど、全然関係なかった…。

    こちらの竹内さんの本もとても面白い。
    絵が昭和の科学本を感じさせる。
    火星や月は、実現しそうなリアリティがある。
    小学校高学年、中学生に読んでもらいたい。

    • ロニコさん
      猫丸さん、こんばんは^_^

      情報をありがとうございます。
      竹内薫さんは色々な分野で活躍されている方なんですね〜。
      猫丸さん、こんばんは^_^

      情報をありがとうございます。
      竹内薫さんは色々な分野で活躍されている方なんですね〜。
      2021/05/08
    • ロニコさん
      追伸。
      ネコメンタリーはあの「もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた」の元になった番組なんですね。記憶から抜け落ちてました(*_*)
      追伸。
      ネコメンタリーはあの「もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた」の元になった番組なんですね。記憶から抜け落ちてました(*_*)
      2021/05/08
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      ロニコさん
      そうです、、、作家さんと猫達の遣り取りが素敵です!
      ロニコさん
      そうです、、、作家さんと猫達の遣り取りが素敵です!
      2021/05/08
  • 図書館で建築の棚を物色していたら、隣の棚にあったこの本に目がとまって借りた。

    学生の時、地学の授業が1番好きだったなー。授業ほど難しい単語は出てこなかったけど、とてもわかりやすく宇宙や惑星の話が書いてあった。タイタンとかエモいな。

    宇宙を研究している学者さんたちが、こんな冗談みたいな移住計画を真面目に考えていると想像するとクスッとしてしまう。

    きっと新しい技術はSFみたいな冗談みたいな空想をなんとか実現させようとするエネルギーから生まれるんだろうな。

  • 宇宙で人が暮らしていることは考えたこともなかったが、月の移住はなんとなく聞いたことがあった。でもそれがとても細かく、イラストと一緒に載っていてとても現実的に見えたし、他の星に移住して生活するのも、もう夢ではなくなってきている事に楽しみや不安など、複雑な気持ちになった。

  • こんな環境だから、こんな風に住めるかも!というSFみたいだった。
    天王星と海王星は特定の層の知名度が抜群だと思う。

  • なるほどね。
    宇宙に…住まなくてもいいや。

  • これからはスペースコロニーなる言葉も流行るかもしれません。ガンダムの世界ですね。

  • これは面白い!
    今調査がどこまで進んでいるのか、これからの課題は何か、そして肝心?な住むとしたらどのような生活になるのか…現実的なところと、非現実的なところとがごっちゃになってるんだけどその矛盾が上手くすり合わさってて変じゃない!笑
    つい宇宙生活を夢見てしまう1冊です(^^)

  • 物理化学と聞くと眉間に皺がよってしまう方でも、住むという切り口で、主に太陽系の惑星を面白おかしく教えてくれる。
    ロマンと同時に、過酷な環境であることも解り、地球のありがたみも再確認できる。

  • 宇宙関係の本には専門用語で難しく書かれている本も多い中、本書は専門用語を極力使わず、複雑な理論も単純化して書かれている。あまり宇宙に詳しくない人でも、最後まで楽しんで読むことができるだろう。

    本書は火星や金星など地球に近い惑星への居住可能性や、それが実現した時の私達の生活がどうなるかなどを書いている。読んでいるだけでワクワクしてくる。個人的には、生命存在の可能性が高いとされる土星の衛星タイタンや、天王星、海王星などまだその全貌が明らかとなっていない星の方に興味を感じる。特にタイタンのメタンの海の中にどんな生命体が存在しているのかは非常に気になる。天王星にあるとされるダイヤモンドの海というのも面白い。

    また、本書で知ったのだが、海王星などよりよほど地球に近い水星の方が、太陽の引力のお陰ではるかに調査しにくいそうだ。したがって、水星のことも実はまだよく分かっていないらしい。宇宙はまだまだフロンティアに満ちている。富を得た人々が次に宇宙を目指そうとする気持ちも分かる。

    しかし、居住するとなるとやはり宇宙は過酷だ。宇宙環境や他の惑星の環境に適応して生きていくのは並大抵のことではない。やはり地球が一番なのだと思えてくる。

    それについて、本書の最後に著者がとても印象的な言葉を残している。是非本書を読んで噛み締めて欲しい。

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著者プロフィール

たけうち・かおる サイエンス作家。1960年生まれ。東京大学教養学部教養学科、同大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学専攻、理学博士)。フリースクール「YES International School」校長も務める。著書に『99・9%は仮説』(光文社新書)、訳書に『WHAT IS LIFE? 生命とは何か』(ポール・ナース著、ダイヤモンド社)などがある。

「2021年 『人と数学のあいだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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