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- Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
- / ISBN・EAN: 9784908443114
作品紹介・あらすじ
万葉の歌をいつも持ち歩く事のできる、文庫サイズの写真帖。余分な情報を一切省いた歌と写真のシンプルな構成だからこそ、歌の素直な部分をそのまま受け取る事ができます。いつもバッグに忍ばせて、こころが万葉集に向いたとき、ページを開いて歌と写真とが放つ心のざわめきを感じて欲しい、そんな本です。
感想・レビュー・書評
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美しい万葉の風景写真と万葉集の歌一首を見開き一ページワンセットで掲載。
歌も景色も両方堪能できます。
解説は巻末にまとめて簡潔に。
「はじめに」でも明記されていたように、歌の意味をしっかり読み解くより、歌のリズムや想いを心で感じる本。
意味が分からなくても伝わってくるものがある。
これは古今和歌集などには(多分)ない万葉集特有の楽しみ方ではないかなと感じました。
いつの時代も根底にある想いは変わらない。
だからこそ、三十一文字のリズムに込められた思いは意味が完璧には通じなくても伝わってくるのでしょう。
文庫サイズで軽量なので持ち運びも楽ちん。
好きなところで万葉集に浸れます。
穂積皇子の「降る雪は」の歌が好きなので、掲載されていて嬉しかったです(個人的感想)詳細をみるコメント0件をすべて表示
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