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- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784908736025
作品紹介・あらすじ
行動主義は、なぜ心理学を席巻したのか? ワトソンが提起した問題とは? 1910年代に行動主義を提唱して心理学に旋風を巻き起こし、37歳の若さでアメリカ心理学会の会長に選出されたワトソンの代表作。情動、発達、言語、記憶、思考やパーソナリティーなど、人間心理の諸側面を、行動の科学的な分析から探究する道筋を示し、その後の心理学に多大な影響を与えた「行動主義宣言」とはいかなるものなのか。いま読んでおきたい心理学の古典的名著、待望の復刊! 新しい組版で読みやすく。
感想・レビュー・書評
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恐怖は学習により獲得している。白いネズミと遊ぶ赤ちゃん。ネズミに恐怖心はない。白いネズミがあらわれると同時に金づちを叩いて大きな音を出す。不快感を起こさせる。すると、赤ちゃんは白いネズミを見るだけで恐怖を感じるようになる。学習によって獲得できるなら、消すこともできるはず。それが行動療法。
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行動主義とは、科学が扱うべき対象を客観的に観察可能な行動に限るべきだと考える立場である。
また、行動は遺伝と環境、および個人の経歴によって決定されると考える。言い換えると、行動主義の考え方では、人間が自分の意志で判断や決定を行うとは考えない。
もちろん批判もあるが、マネイジメントも、人を観察するときも、この基本的な考えをもとにして良いのでは、と思う。
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