本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
- / ISBN・EAN: 9784908765001
作品紹介・あらすじ
グリーフケア×死生学。"死別に限らず、人生は多くの喪失体験に満ちている"
感想・レビュー・書評
-
☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB21196568詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
看護師さん、お医者さんの臨場感あふれる文章にすっかり引き込まれ、子どもや赤ちゃんが亡くなる話、がん闘病の話を泣きながら読んだ。
子どもを失うことの苦しみは、自分にはとても耐えられそうもない。考えたくもない。でも生まれることはそれだけで奇跡。生まれたら誰でも死に向かっていく。植物のように、人間も枯れていくのは自然なことだと、記憶しておこうと思う。
・あらゆる苦しみは、それを物語にするか、語ることで耐えられるものになる。
・失くしたものを語る中で新たな意味を見出したり、それまでの自分の役割や経験から新しいアイデンティティを再構築していく。
・起こった事象は変えられない。人が変えていけるのは事象に対しどう思いどう捉えるか。
話をしたり聴いたりすることの重要性、人との出会いと別れは人生そのものと言えることを心に留めて、日々を大切に生きようと思った。
悲しみに暮れている人にも、元気な人にも、すべての人にお勧めします。
全4件中 1 - 4件を表示