うつ消しごはん―タンパク質と鉄をたっぷり摂れば心と体はみるみる軽くなる!

著者 :
  • 方丈社
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感想 : 53
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908925405

作品紹介・あらすじ

2019年、Twitterで話題!
だるい、重い、つらい……。日々の不調はストレスよりも「質的栄養失調」が原因!?
毎日の食事では何よりタンパク質と鉄が重要。そして糖質減。薬に頼らず、うつを振り払う、栄養療法メソッドです!

感想・レビュー・書評

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  • 精神科医藤川先生の心を軽く、強くする栄養療法を紹介した一冊。内容はシンプルで「高タンパク質+低糖質食+メガビタミン+適切な脂肪酸+適切なミネラル」を摂れということ。それにはサプリを活用してよいこと。対処療法的な対応ではなく、ちゃんとした栄養により心と体を整えていくことの必要性・重要性を感じた。

  • まだこれからだけども、実践してみようという気にはなった。

  • 自分が飲んでいたサプリに確信が持てました。

  • 『感想』
    〇必要量は満たされているのに栄養不足が理由で不調が起きることを、質的な栄養失調状態といい、この状態を脱却することでうつその他の状況を改善できるという。

    〇薬物治療ではうまくいかなかった方には救いになると思う。成功例もたくさん載っているが、これは全体の何パーセントなのだろう。うまくいかない事例が全く載っていないけれど、きっと多いのだろうな。

    〇質的な栄養失調って現代人はみな同じ状態だと思うのだが、なのにみながうつになっていないのはどういうことだろう。

    〇欧米のように肉を食べてタンパク質を取れと言うが、これは日本式食生活の否定か。この食生活が平均寿命を延ばしているという話なのに。

    〇栄養療法によりパニック障害やADHDまで改善するというが、これは家庭での食生活に問題があると言っているのだろうか。

    〇サプリメント押しなところが妙に引っかかる。

    〇結局自分が困っている状況にないから、怪しむ気持ちが先行してしまうし、本にある内容が全く頭に染み込まない。これも栄養不足が原因かもしれない。

  • 出来る限り食事で対応したくサプリに頼りたくない傾向がありましたが、よく調べてサプリも有効に使っていきたい、と思い直しました。参考になった。

  • あらためて糖質制限やってみようかなぁ、サプリもプロテインものんでみようかな、って気にはちょっとなったかな。けど、作者のサプリの飲み方が半端なく、むしろ不健康に感じる側面も…

    • keitsuiさん
      不調の人の治療法にはなるかもしれないけど、作者のサプリの飲み方、、不自然に頼りすぎですよね。
      不調の人の治療法にはなるかもしれないけど、作者のサプリの飲み方、、不自然に頼りすぎですよね。
      2019/08/25
  • 2022年2月、読了。
    うつではないものの、無気力、集中力の無さ、痩せにくいなど最近になって気になる体調もあり、改善策を求めていました。
    この本の具体的なアドバイスのおかげで、食生活の改善にすぐ取り組むことができた。
    著者が愛用しているサプリメントの紹介や、服用量もいろんな具体例があり大変参考になった。
    専門的すぎず、わかりやすく説明されていて助かります。

    理解を深めたくて、著者の本を他にも買いました。
    「すべての不調は自分で治せる」
    「メガビタミン健康法」
    「若さを保つ栄養メソッド」
    これから読みすすめますが、全体像をよく理解して、自分の体をよく知り元気を維持するきっかけになると思っています。

  • [墨田区図書館]

    「医師や薬に頼らない! すべての不調は自分で治せる」で知った藤川さんの類書。前著と語る内容はほぼ同じだが、題名通り、「食べるもの」についてズバッと最初から語っているので、より読みやすい。

    ■タンパク質量
    アミノ酸スコアではなく、従来から利用されていたプロテインスコアに基づくタンパク質量が必要。

    ・体重×1g/日が最低量なので、恒常摂取量としては×1.5~×2
    ⇒体重50kgの女性なら、50gのタンパク質(卵3個+牛肉200g)が最低ライン。

    ■その他推奨値(!!タンパク質の必要量摂取&糖質過多回避が出来てから!!)
    ・BUN(尿素窒素)15以上、できれば20以上
    ・フェリチン(体内貯蔵鉄量)50以上、できれば100以上(男性は鉄不足に脆弱なため、最低100以上)
    食品ならヘム鉄(肉や魚)、サプリメントならキレート鉄を摂取。

    ■卵の摂取
    プロテインスコア100でビタミンCと食物繊維以外の栄養素を網羅している(ほぼ)完全栄養食品なので、2~5個/日を摂取。昔はコレステロールの働きを誤解されていたが、今は複数個でも大丈夫、コレステロールの必要性が分かってきている。但し、「白身は加熱して」食べること。生の白身にあるアビジン(アンチビタミン)は、ビオチン(ビタミンH)を不溶にして吸収阻害してしまうし、オボムコイドという卵アレルギーの要因ともなるたんぱく質の吸収阻害成分も加熱によって不活性化するから。

    ■食卓に
    マグロ、カツオ、赤身の魚(大型は水銀蓄積するので小型を)、アサリ、シジミ等の貝類(亜鉛も豊富)、バター、生クリーム、MCTオイル(糖質制限するのでより燃料として脂肪を取り、空腹感も避ける)も摂る

    ■調味料
    和食は砂糖が多い。みりんでコク付けを。塩分は神経質にならなくていいが、沖縄の「ぬちまーす」、宮古島の「雪塩」がおススメ。

    ■プロテインの種類(国内大手食品メーカーのものだと5000~6000円/kgすることも)
    ・ホエイプロテイン1kg NICHIGA(ニチガ)WPI 3000円強/kg@Amazon
    ・ビーレジェンド ホエイプロテイン お試しパック29g 11種セット 約2000円
    (11種類の味があるので試してみて気に入った味のものを1kgで注文)
    ・ビーレジェンドプロテイン 2600円/kg、フレーバー付き3100~3500円/kg

    ■筆者の飲み方
    ・朝:メグビープロテイン30g+ミックス(B+C)+S(スカベンジャー)
    ・昼:ファインラボホエイプロテイン30g+ビーレジェンドすっきりリンゴ味(かベリベリベリー味)30g。

    ■プロテイン摂取の注意
    ccとgは等しくない。ビーレジェンドは20cc、ファインラボは30ccのスプーンがついているが、20ccで約8g。そしてプロテインのタンパク質量は約90%なので、20ccには、8g×0.9=7.2g(30ccで10.8g)しかタンパク質はなく、20gのタンパク質を摂取するには、20cc×3杯か、30cc×2杯の量が必要となる。

    ■ATPセットの摂取(前著と鉄の製品?について少し差異アリ)
    ・鉄:キレート鉄(フェロケル)36mgを2-3錠@夕か、27mgを3-4錠@夕に。
    必要量約100mg(鉄はビタミンCと一緒に服用すると吸収率が高まるが、ビタミンEと同時に飲んではいけないので、朝と夕で飲み分ける)
    ・ビタミンB:B50コンプレックスを2錠@朝夕に。必要量100~300mg
    ・ビタミンC:C1000を3錠@朝昼夕に。必要量3000~9000mg
    ・ビタミンE:E400(d-αトコフェロール400IU含有)を1-2錠@朝に。必要量400~800IU
    (ビタミンEは鉄と同時に飲んではいけないので、朝と夕で飲み分ける)

  • タンパク質→神経伝達物質をつくる

    鉄とタンパク質がいいらしい。

  • 産後、体が重くなりがちだったので読んでみた
    ○タンパク質、鉄、ビタミンが大切
    鉄不足の人は甘いものを欲しがる
    この本を読んで鉄とビタミンサプリ、プロテインを飲みようにしたら体の調子がよくなった
    鉄のおかげで朝もスッキリ目覚められるようになり読んで実践してよかった

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著者プロフィール

ふじかわ心療内科クリニック院長
精神科医、医学博士
1960年、広島県生まれ。1984年、広島大学医学部卒業。広島大学医学部附属病院精神神経科、県立広島病院精神神経科、国立病院機構賀茂精神医療センターなどに勤務。うつ病の薬理・画像研究や、MRIを用いた老年期うつ病研究を行い、老年発症のうつ病には微小脳梗塞が多いことを世界に先駆けて発見する。2008年に「ふじかわ心療内科クリニック」(広島県廿日市市)を開院。うつ病をはじめとした気分障害、不安障害、睡眠障害、ストレス性疾患、摂食障害、認知症、子どもの発達障害や起立性調節障害などの治療に携わる。高タンパク/低糖質食を中心とした栄養療法で目覚ましい実績を上げている。著書に『うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった』(光文社新書)、『うつ消しごはん』『すべての不調は自分で治せる』『メガビタミン健康法』『若さを保つ栄養メソッド』(方丈社)、『薬に頼らずうつを治す方法』(アチーブメント出版)、『分子栄養学による治療、症例集』(NextPublishing Authors Press)などがある。

「2023年 『親子ではじめる! 天才ごはん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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