お金をかけないアンチエイジング! 若さを保つ栄養メソッド

著者 :
  • 方丈社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908925887

作品紹介・あらすじ

『うつ消しごはん』『すべての不調は自分で治せる』『メガビタミン健康法』が大反響となった藤川医師。第四弾は心身の不調を改善した、「その先」の健康メソッドです。老け込むのはでなく、いつまでもいきいきと若さを保つ。若さと健康の最重要ミネラルとして、マグネシウムを詳説。必要なのはオーソドックスなプロテインとサプリ(ビタミン・ミネラル)だけ。健康や若さは「お金持ちの特権ではない」と気づける、希望の一冊です!

感想・レビュー・書評

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  • ・老化促進物質(AGES)を増やさないために、糖化防止を心がける。
     精製された糖質である砂糖、小麦、白米を控える。

    ・活性酸素の働きを抑える抗酸化ビタミンを意識する。
     ビタミンC、E、Aが重要。とりわけビタミンC、Eは併用して十分に摂る。

    以下、厚生労働省のサイトを参照
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    ※活性酸素とは
    私たちが生命活動を営む上で酸素の利用は必須となります。活性酸素とは、呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部が、通常よりも活性化された状態になることをいいます。ヒトを含めた哺乳類では、取り込んだ酸素の数%が活性酸素に変化すると考えられています。活性酸素は、体内の代謝過程において様々な成分と反応し、過剰になると細胞傷害をもたらします。

    活性酸素の役割と作用
    活性酸素は、過剰な産生あるいは酸化ストレスによる老化、がん、生活習慣病発症との関連が注目されがちですが、白血球から産生される活性酸素(スーパーオキシド・過酸化水素など)は、体内の免疫機能や感染防御の重要な役割を担います。また細胞間のシグナル伝達、排卵、受精、細胞の分化・アポトーシスなどの生理活性物質としても利用されています。したがって、活性酸素を消去すれば良いという安易な考え方は禁物です。

    抗酸化能力とは
    活性酸素が、生体内で常に産生されるにも関わらず、我々が体内の恒常性を維持できるのは活性酸素から自己を防御する抗酸化防御機構が備わっているからです。抗酸化防御機構は、活性酸素の産生を抑制したり、生じたダメージの修復・再生を促す働きを有しています。

    生体が有する抗酸化防御機構には、スーパーオキシドジスムターゼ、カタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼなどの内因性の抗酸化酵素に加え、ビタミンC、ビタミンE、カロテノイド類、カテキン類など外因性の抗酸化物質もあります。実際には、活性酸素の産生と抗酸化防御機構が複雑に作用し合いながら生体内の活性酸素の産生と抗酸化防御機構の状態が決まります。

    酸化ストレスを予防する生活習慣
    活性酸素の産生が過剰になり、抗酸化防御機構のバランスが崩れた状態を酸化ストレスといいます。通常、我々の生体内では活性酸素の産生と抗酸化防御機構のバランスが取れていますが、紫外線、放射線、大気汚染、たばこ、薬剤ならびに酸化された物質の摂取などにより酸化ストレスが引き起こされます。また、過度な運動やストレスも活性酸素の産生を促し、酸化ストレスを引き起こす要因となります。したがって、日ごろからバランスの取れた食事、適度な運動習慣ならびに十分な睡眠により抗酸化防御機構を良好に保つことが酸化ストレスを防止するためにも重要となります。
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    ・サプリメントでマグネシウムをしっかり摂り、痛い部分に塩化マグネシウムを擦り込んでみてください。特に経皮から吸収されたマグネシウムは、筋緊張を和らげ、沈着したカルシウムを取り去ってくれるため、痛みが和らいでいきます。患部に直接擦り込むことで、即効性も期待できます。

    ・ビタミンCとマグネシウムは、お腹がゆるくならない最大量。お腹がゆるくなったら減量すること。

  • 2022年4月5日読了。
    著者の今までのシリーズで伝えられてきたプロテイン、ビタミンに加えて、マグネシウムなどのミネラルの重要性が解説されており、具体的な改善例など症例も豊富で、大変参考になった。
    病気がなくとも今から栄養素に気をつけて若々しく元気にいきたいと思う。
    分子栄養学の実践者はみなさん元気で長寿であると紹介されていましたが、励みになりますね。

  • 『うつ消しごはん』の著者である、藤川徳美先生の新作。プロテイン+ビタミン+ミネラルを摂取することで、若さを保つアンチエイジング法が解説された一冊。老化するメカニズムや若さを保つコツの他、本作では高いアンチエイジング効果を持つマグネシウムや鉄などのミネラルを中心にその効果効能が解説される。ミネラルは主にサプリで摂取することが推奨されており、サプリの効率的な選び方などが図解を交えてわかりやすく説明される。

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著者プロフィール

ふじかわ心療内科クリニック院長
精神科医、医学博士
1960年、広島県生まれ。1984年、広島大学医学部卒業。広島大学医学部附属病院精神神経科、県立広島病院精神神経科、国立病院機構賀茂精神医療センターなどに勤務。うつ病の薬理・画像研究や、MRIを用いた老年期うつ病研究を行い、老年発症のうつ病には微小脳梗塞が多いことを世界に先駆けて発見する。2008年に「ふじかわ心療内科クリニック」(広島県廿日市市)を開院。うつ病をはじめとした気分障害、不安障害、睡眠障害、ストレス性疾患、摂食障害、認知症、子どもの発達障害や起立性調節障害などの治療に携わる。高タンパク/低糖質食を中心とした栄養療法で目覚ましい実績を上げている。著書に『うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった』(光文社新書)、『うつ消しごはん』『すべての不調は自分で治せる』『メガビタミン健康法』『若さを保つ栄養メソッド』(方丈社)、『薬に頼らずうつを治す方法』(アチーブメント出版)、『分子栄養学による治療、症例集』(NextPublishing Authors Press)などがある。

「2023年 『親子ではじめる! 天才ごはん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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