ベイズの誓い――ベイズ統計学はAIの夢を見る

著者 :
  • 聖学院大学出版会
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909022967

作品紹介・あらすじ

ゲノム解析、自動運転技術、ニューラル・ネットワーク。現代社会を彩る数々のAI、その元祖はベイズ統計学だった。時代に即して新しく、同時に270年の古い歴史をもち、「確率」、「論理」、「統計」の3要素をすべてバランスよく備えたベイズ統計学。同学に精通した松原氏が基礎から最新応用までわかりやすくまとめ、話題のシンギュラリティも独自の目線で切り込んだ最新作。初学者にもアップデートを試みる方にも最適な1冊である。

感想・レビュー・書評

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  • 尤度についてほとんど説明なく理解できる人を対象にしているのであれば、普通の条件付き確率についてあんなに詳しく説明する必要はないのではないだろうか。

    全体を通してこんな調子で、理解できないような部分と簡単すぎる部分が混在しており、どういう読者を想定しているのかよくわからなかった。数ページおきに出てくる、少年と犬のベイジーの漫画風対話も意図が不明。読み手の能力の問題だろうか?最後まで読むことができなかった。

  • 『ベイズの誓い――ベイズ統計学はAIの夢を見る』
    著者 松原 望
    版型 A5版
    ページ数 255
    製本 並製
    発行日:2018年6月
    ISBN 978-4-909022-96-7
    本体価格 3,200円

    ニューラル・ネットワーク、ゲノム解析、自動運転技術。現代社会を彩る数々のAI、その元祖はベイズ統計学だった。時代に即して新しく、同時に270年の古い歴史をもち、「確率」「論理」「統計」の3要素をすべてバランスよく備えたベイズ統計学。ベイズ統計学に精通した著者が基礎から最新応用までわかりやすくまとめ、話題のシンギュラリティも独自の目線で切り込んだ最新作。初学者にもアップデートを試みる方にも最適な1冊である。
    https://www.seigpress.jp/book/%E3%83%99%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%81%AE%E8%AA%93%E3%81%84


    【目次】
    まえがき

    序章 トーマス・ベイズ師のベイジアン・ルネッサンスとAI
    第1章 ベイズ統計学事始め――AIの元祖を学ぼう
    第2章 ベイズの定理・シンプル応用編――ベイズの定理の証拠力を見よ
    第3章 ベイズ判別によるパターン認識――“いずれアヤメかカキツバタ”
    第4章 ベイジアン・ネットワークの原理――「人間」にもっとも近いAIのすすめ
    第5章 二項分布、ポアソン分布、正規分布のベイズ統計学――「事前分布」の急所を学ぶ
    第6章 階層ベイズ・モデルとMCMC――多段階をひとつに束ねる
    第7章 バイオインフォマティクスとベイズ統計学――遺伝暗号を解読する
    第8章 動く対象とカルマン・フィルタ――自動運転技術のしくみにも
    第9章 ニューラル・ネットワークの進化――シグモイド関数は「ベイズの定理」の別表現
    第10章 The Singularity is Nearの‘予定された世界’―― 「シンギュラリティ」の戸口に立つ
    第11章 確率とAIとシンギュラリティ――これからの重要ポイント

    あとがき

  • 請求記号 417/Ma 73

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著者プロフィール

第四巻編著者。

「2005年 『変貌するアメリカ太平洋世界(全6巻)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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