(推定3000歳の)ゾンビの哲学に救われた僕(底辺)は、クソッタレな世界をもう一度、生きることにした。(ライツ社)
- ライツ社 (2017年4月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784909044037
感想・レビュー・書評
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入門書としての評価は高いと思う。
ソクラテスやプラトン、カントやデカルトなど有名どころが多数説明として出てくるので哲学の概要を知るには適してる。
主人公であるヒロの日常的な内容に合わせて哲学者や哲学理論を展開するのは分かりやすいが、それで疑問や課題に答えているかと問われたら中途半端なものも多い。
あくまでも哲学の概要を知るという点において物語形式で読みやすい良書だと言える。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゾンビも哲学も好きな自分には最近の中で一番刺さった本。
基本的に軽いノリとギャグテイストで話が進んでいくけど最後は泣けた。 -
これまで難しそうと敬遠していた人を対象に、哲学の考え方をわかりやすく説明している本です。すでに哲学の入門書を読んだことがある方には、物足りない内容かもしれません。
著者の本ではギャグによる脱線も多いですが、この本ではそれも控えめで、読みやすかったです。 -
キャラクターに魅力があり掛け合いが面白い。扱っている題材は哲学の初歩だが、ギャグあり問答スタイルになっているので新鮮な感覚で読めた。
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この作者の本にしては、さほど面白いとは感じなかった。
設定がかなりぶっ飛んでいる。
ただ、ルソーなどのびっくりエピソードなど、普通の哲学書では知り得ないことが書かれていて、びっくり。
設定はゾンビでなくてよかったのでは、と思う。 -
分かりやすくするためのさくらワールドが冗長に感じてしまった。哲学のような元々が理解しにくいトピックだからか。
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哲学って興味はあるもののなかなか難しくて読破できるものに出会えなかったのですが、この本は最後までちゃんと読むことができました。
私が読破できる哲学の本ということでかなりの初級・入門書です。
それでいて哲学のエッセンスはしっかりと盛り込まれており、私ももう少し哲学にてを出してみようかなって思いました。
夢をかなえるゾウの哲学版という表現が的確だと思います。 -
哲学というと難しいというイメージを持つ人がいるし実際に簡単に理解できるものではない。
でもそんな哲学をわかりやすくというか面白くというかくだらなく説明したのがこの本。
とても面白いです。
ギャグのテンポがとても良くて笑いながら読めました。
哲学アレルギーの人にはぜひおすすめした一冊です。