すべては神様が創られた

著者 :
  • 木星舎
4.67
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 20
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909317285

作品紹介・あらすじ

 深い悲しみと焦燥の中から生まれたことばに、黒田征太郎のエネルギーが注ぎ込まれ1冊の熱い絵本になった。 世界深まる闇の中から立ち上がる反戦と平和への祈りの絵本。

 2022年2月24日ロシアがウクライナに侵攻しました。出口の見えない殺し合いが続いています。この絵本が世に出るころには停戦状態になっていること祈っています。
  絵本に込めた思いは、特定の国の応援ではなく「NO WAR―戦争を止めろ」です。(中略)「正義感」という人の思いを呑み込みつつ戦争は拡大していきます。

  「それには乗るまい」と思いつつも「では、何ができるか」

  答えを見出せないまま数日が過ぎました。せめて思いを表わそう、黙るわけにはいかないと「すべては神様が創られた」を書きました。
 「ことばにどんな意味がある」
と問われると戸惑うしかない私ですが、その先に黒田征太郎さんが微笑みながら絵を書いておられました。黒田さんに励まされ、この絵本は完成しました。
  戦争に良い戦争も悪い戦争もありません。戦争そのものが悪です。この機に乗じて核武装が必要などという妄言が出始めています。私たちはあの道を二度と歩むことは出来ないのです。
 絵本の収益は「戦争被害者」への支援に充てられます。ウクライナ、ロシアの枠を超え、この戦争で傷つけられた人々に届けたいと思います。 (著者あとがきより)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/778703

  • 剣をおさめよ。剣をとるものは剣にて滅びる。おさめた剣を鋤に打ちかえよう。武器を農具にかえるのだ。今が、その時。
    本書の販売収益は、戦争被害者支援に用いるとのこと。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1963年、滋賀県生まれ。1990年東八幡キリスト教会牧師赴任。学生時代から「ホームレス支援」支援に携わり、現在、北九州市において生活困窮者への伴走支援を行っているNPO法人 抱樸理事長。東日本大震災被災者支援「共生地域創造財団」理事長なども兼任。
著書:『「逃げおくれた」伴走者』(本の種出版)、『ユダよ「帰れ」』(新教出版社)など多数。受賞歴:糸賀一雄記念賞、賀川豊彦賞ほか。

「2022年 『すべては神様が創られた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

奥田知志の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×