- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784909394866
作品紹介・あらすじ
*** 4/26(水)リアル書店先行発売! ***
「これ、いるの?」とお互い思えど、言い出せず…。
俳優と編集者、性格も趣味もまるで違う、
とある夫婦の順ぐりエッセイ。
“本書は同じテーマで「私→夫」の順で綴った雑文集ですが、食べたもので身体は作られるといっても、同じものを食べていても同じ人間にはならないってことを再確認しました”
――本上
“同居人の私としては、パートナーの現在の思考、嗜好、志向が改めて分かってよかった。へえ、そう思とるのか”
――澤田
京都の街での小さな暮らしの記録。
感想・レビュー・書評
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俳優の本上まなみさんとその夫、澤田康彦さんのリレーエッセイ。
澤田さんに関してはたぶん知る人ぞ知る…なんだろうけど、椎名誠さんファンにとっては超有名人である。
あまり表舞台に出ることのない人だが、やはりユーモアがあっておもしろい。
本上さんとはだいぶ年の差婚みたいだけど、そういったことを感じさせない、良いコンビネーションだ。
ちょっぴり結婚がうらやましく感じられる本だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ほのぼの交換日記みたい、それもご夫婦間で一つのテーマを語り合う。「朝ごはん」「「運動」「お酒」「車」「ひとり暮し」「ひま」「ペット」「學校」「うそ」などについてあれやこれや、お互いの思考、嗜好、志向、が改めて分かって良かったと。でもこの本、なぜか読むのに五日も費やしてしまった。「コンチキチン」とあの祇園祭の京都のペースに丸め込まれたようでおます。
でも夫の澤田さんと妻の本上さんの年の差18歳とは羨ましいかぎりですな。これだけ離れていたら、少しの違いなんて、ちょっとしたチョンボでも、どんなことでも許してしまいそうでおますな・・・うらやましい。 -
飾り立てていない、ある家族の日常がそこにはあった。
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本上まなみと澤田康彦夫婦によるエッセイ。同じテーマでそれぞれが執筆。
夫婦とはいえ、男女の違い、年齢の違い等で内容がこんなに違うのかと思う点と、やはり夫婦となって(それは一生を共にしようと決意したからだろう)一緒に生活する二人として、よく似た観点を持っているな、と感じたり。
子育て中の夫婦として、子供の話題も多く出てくるが、とても自然で普通な感じである。
なかなか面白いエッセイ集だ。 -
勝手に旅行記的なエッセイと思っていたら、夫婦の暮らしの記録だった。本上さん面白い文章書かれるんだな~「窓」の章が好きでした。
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25冊目(5-3)