自衛隊幹部学校戦略教官が教える 〈米軍式〉最強の意思決定

著者 :
  • パンダ・パブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909400796

作品紹介・あらすじ

《上級幹部必読!》

■OODAループ解説の決定版

自衛隊幹部学校戦略教官が、アメリカ軍のドクトリンを一変させ、欧米企業が競って導入しようとしているOODAループなどの米軍式意思決定法を徹底解説した1冊。

機動戦が重要になってきた理由から、新旧の意思決定法のメリット・デメリット、軍隊でこれら意思決定法が具体的にどのように活用されているかを詳細に紹介していきます。

■「時間次元の優位」を確保しなければ、もはや競争には勝てない

20世紀までは「作戦を開始してからのスピード」が重視されていましたが、現代の情報化社会では「作戦を立案・決定するまでのスピード」が重視されるようになっています。

そのことにいち早く気がついた退役軍人のジョン・ボイドは、OODAループ理論を考案しました。
彼の理論は、アメリカ軍のドクトリンを一変させ、いまや欧米企業やエリートが競って導入しています。

不確定要素がいっぱいで、刻々と状況が変化しつづける現代では、「時間次元の優位」を確保しなければ、もはや競争には勝てないのです。

■上級幹部必読
「軍隊の運用戦略」と「ビジネスの経営戦略」には共通する部分が多々あり、21世紀はビジネスの世界でも「時間次元の優位」を確保しなければ競争に勝つことは難しいとされます。

その意味で、ビジネス組織の経営層・マネジメント層も、軍隊の意思決定法から学ぶことは多々あるはずです。
軍事戦略に関心があるミリタリーファンだけでなく、組織のマネジメント層にも読んでほしい1冊です。

感想・レビュー・書評

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  • OODAループの考え方が要領よく記述されている。ビジネスとの対比で記載されているのもGood。最近もてはやされているAgileなどもこの考え方で理解することができる。

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著者プロフィール

中村好寿一九四三年(昭和一八年)、広島県三次市に生まれる。防衛大学校卒業。防衛大学校助教授、米国国防大学客員研究員、陸上自衛隊東北方面総監部幕僚、ジョージア工科大学客員教授、防衛研究所主任研究員を経て、退官。現在、軍事アナリスト。著書に『抑止力を越えて―2020年の軍事力』『軍事革命(RMA) : が戦争を変える』『ビジネスに活かす! 最新・米軍式意思決定の技術』『「作戦」とは何か : 戦略・戦術を活かす技術』など多数。共訳にクラウス・クノール著『国際関係におけるパワーと経済』。

「2023年 『制限戦争指導論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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