パンデミック2 COVID-19と失われた時 (ele-king books)

  • Pヴァイン
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909483850

作品紹介・あらすじ

「もっとも危険な哲学者」が読み解くロックダウンとソーシャルディスタンシングの時代

大きな反響を呼んだスロベニアの知の巨人による『パンデミック 世界をゆるがす新型コロナウイルス』に早くも続編登場!
長引くロックダウンと搾取されるエッセンシャルワーカーたち――現代の資本主義はこの危機から我々を救うことができるのか。
ポップカルチャーから精神分析まで横断的な知識に基づき、このウイルス時代を読み解きます。

感想・レビュー・書評

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  • 来年は、少し落ち着きますように、、、

    パンデミック2 スラヴォイ・ジジェク(著/文) - Pヴァイン | 版元ドットコム
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784909483850

  • なかなか面白い人だ。

  • ニューノマルという言葉が出ていますが、そのような表面的なものだけでなく、コロナがあぶり出した社会の2面性について、鋭い意見だと思いました。
    これから、社会保障も含み、どう対応すべきか、真剣に考える必要がありますね。

  • アメリカ人はマスクもしないでパーティーしてるのが全く理解できないでいたが、色々だな、ぐらいには思うようになった。
    左側の思想家ジジェクによる米国の現状分析はドライブ感のある文体で一つ一つのトピックも短く分かりやすい。フィリピン人の看護師は3%だがコロナによる死者では30%であるとか、ビル・ゲイツ財団のWHOに対する巨額出資だとか。ペストの時代と違ってコロナは万人に平等には訪れないのだ。

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著者プロフィール

1949年、スロヴァニア生まれ。
リュブリアナ大学社会学研究所上級研究員、ロンドン大学バークベック校国際ディレクター。
ラカン派マルクス主義者として現代政治、哲学、精神分析、文化批評など多彩な活動をつづける。
翻訳された著書に、『終焉の時代を生きる』(国文社)、『ポストモダンの共産主義』(ちくま新書)、
『パララックス・ヴュー』(作品社)、『大義を忘れるな』『暴力』(ともに青土社)、
『ロベスピエール/毛沢東』(河出文庫)など多数。

「2013年 『2011 危うく夢見た一年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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