ゴールデンラッキービートルの伝説 (キノブックス文庫)

著者 :
  • キノブックス
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本棚登録 : 35
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909689450

作品紹介・あらすじ

フツーの小学六年生だった俺。“未来に夢を抱く”ことなんて諦めていた。あいつらと出会うまでは―ジュンペイとヨータの秘密基地には、「ゴールデンラッキービートルの伝説」と名付けた廃車のワーゲンがある。ある日ヨータは、ジュンペイがウサギ殺しの犯人と疑うクラスメートの女子・ヒナが、そのビートルから何かを持ち出すのを目撃する。河原に向かったヒナがにしていたのは、挙銃だった…。少年少女の一瞬の友情を描く、希望にみちた青春小説。第7回新潮エンターテインメント大賞受賞作、待望の文庫化!

感想・レビュー・書評

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  • すごく好き。読んでいてわくわくして、ほっとしたり微笑ましくなったり、がんばれーって思ったり。どきどきふっと、自分の学生時代を思い出す。
    大人のみんなも子供のみんなもとてもいいな。あらあらこいつは…と思ったり、ときどきあ!騙された!となったり。
    タフに生きたいね。そして、どこかで突然、角を曲がったら出会えるかもしれないね。
    終わり方もとてもすき。あと要先生とてもよい。

    子供は大人になるんじゃない。すべての子供は息を殺して大人の中に隠れている。

    ああ、そうだな、そうなんだろな。

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著者プロフィール

著者:水沢秋生(みずさわ あきお) 1974年、兵庫県神戸市生まれ。
出版社勤務などを経てフリーライターに。
2012年、第7回新潮エンターテインメント大賞を受賞した『ゴールデンラッキービートルの伝説』でデビュー。
青春の残酷さと美しさを描いた傑作『プラットホームの彼女』が話題となる。
主な著作は『運び屋』『わたしたちの、小さな家』『俺たちはそれを奇跡と呼ぶのかもしれない』など。

「2018年 『あの日、あの時、あの場所から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

水沢秋生の作品

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