教師の悩みは、すべて小説に書いてある: 『坊っちゃん』から『告白』までの文学案内

著者 :
  • 小鳥遊書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909812148

作品紹介・あらすじ

「授業を始めようとしても、生徒が私物をしまいません。
……正直、彼らが何を考えているのか分からないのですが、
いったいどうしたら良いのでしょう?」

その悩みの《答え》、あの小説に書いてあります。

『坊っちゃん』『銀の匙』『銀河鉄道の夜』
『二十四の瞳』『女生徒』『せんせい。』『市立第二中学校2年C組 10月19日月曜日』
『5年3組リョウタ組』そして『告白』……

教科書の定番教材から今世紀のベストセラーまで、
日本の近現代小説の教師像を「先生」の視点から読み直し、
現場の教師が日々直面している悩ましい状況の構造を図解・分析していく、
まったく新しい文学案内!

著者プロフィール

1977年生まれ。千葉大学卒、慶應義塾大学大学院後期博士課程修了。博士(文学)。現在、明治大学教授。研究領域は、日米の現代小説と表象文化。主著に『映画原作派のためのアダプテーション入門――フィッツジェラルドからピンチョンまで』(彩流社)、『ラノベのなかの現代日本――ポップ/ぼっち/ノスタルジア』(講談社現代新書)、『ピンチョンの動物園』(水声社)、『オープンスペース・アメリカ――荒野から始まる環境表象文化論』(左右社)など。翻訳に、スーザン・ソンタグ『ラディカルな意志のスタイルズ[完全版]』(管啓次郎との共訳、河出書房新社)がある。

「2020年 『映画ノベライゼーションの世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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