ネットと朝ドラ (Real Sound Collection)

著者 :
  • 株式会社blueprint
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909852335

作品紹介・あらすじ

ネットで「朝ドラ」と検索すると、なんと29,500,000件もの記事がヒットすることをご存知だろうか? 『ひよっこ』『わろてんか』『半分、青い。』『まんぷく』『なつぞら』『スカーレット』『エール』『おちょやん』『おかえりモネ』『カムカムエヴリバディ』、そして『ちむどんどん』。NHKの連続テレビ小説こと「朝ドラ」は近年、SNSやネットメディアの興隆とともに大きな盛り上がりを見せている。それぞれの作品が何を描いたのか、そしてどのような反響があったのかを丹念に読み解くと、そこには確かな時代精神を感じることができるだろう。日本で最も「朝ドラ」の記事を書いたと自負する著者が、「朝ドラ3.0の時代」を鋭く照射する本格評論集。

感想・レビュー・書評

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  • SNS時代の朝ドラを考察する。2015年から毎朝レビュを続ける筆者による新時代の朝ドラとは。

    「みんなの朝ドラ」の待ちに待った続編。

    ひよっこ、わろてんか、半分ら青い。 まんぷく、なつぞら、スカーレット、エール、おちょやん、おかえりモネ、カムカムエヴリバディ まで。
    演劇や映画、筆者のさり気ない知識がレビュを深いものにしている。

    毎日たったの15分、だからこそSNSで話題となり時に炎上する。伏線の回収などの盛り上がりもあるし、また筆者の当日中に上げられるレビュも、コロナ禍を逆手に取ったリモート取材も、朝ドラマニアには追い風になっていると言えるだろう。

    分量は多いが過去の名作を思い出しつつ終始楽しく読ませていただきました。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/95231042

  • 「ひよっこ」から「カムカムエヴリバディ」まで(あとがきで「ちむどんどん」も少々)
    ネットとの関わりあいを軸にしたドラマ評。
    好きだった朝ドラ、観るのをやめた朝ドラ、イライラしながらもなぜか最後まで観続けてしまった朝ドラと
    どれも懐かしく読めたが
    ところどころ誤字誤用が目についた。
    それもまたネット記事らしさか。
    [1月16日読了]

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著者プロフィール

ライター。ノベライズ作品に、連続テレビ小説「なつぞら」、「コンフィデンスマンJP」など。

「2023年 『どうする家康 三』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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