日本のローカル線 150年全史 その成り立ちから未来への展望まで
- 清談社Publico (2023年3月22日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784909979438
作品紹介・あらすじ
JR各社が「単独維持困難路線」を続々発表、
災害で運休中の路線が再開を断念……
なぜ建設され続けたのか?
なぜ危機を迎えたのか?
公共交通機関研究の第一人者が、
超一級資料から読み解いた
「問題の本質」と「存続への処方箋」
ローカル線建設ブームから、
再生をめざす現状までを完全解説!
第1部 なぜローカル線は建設されたのか [明治〜昭和戦前篇]
地方鉄道の勃興/軽便鉄道の躍進/鉄道省による地方路線の建設/昭和初期のローカル線ブーム/戦時体制に突入した日本の鉄道
第2部 新線建設と廃線の狭間で [昭和戦後篇]
戦後復興の象徴としての地方路線建設/「高度経済成長」の牽引車としての鉄道/経営改善を迫られる国鉄/なぜ国鉄は解体に追い込まれたのか/鉄道の時代から自動車の時代へ/国鉄の経営悪化と「ローカル線問題」の勃発/消えゆく地方ローカル私鉄/ついに赤字に転落した国鉄/田中角栄と「総合交通政策」の策定/それでも続くローカル線の建設/「特定地方交通線」の廃止
第3部 再構築を迫られるローカル線 [平成〜令和篇]
国鉄の分割民営化とローカル線政策の変化/ローカル線維持のための方策/大手私鉄のローカル線への取り組み/ローカル私鉄の活性化の実例/21世紀のローカル線支援制度/令和時代のローカル線が生き残る方策