脳のお休み (暮らし, 05)

著者 :
  • 百万年書房
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本棚登録 : 191
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784910053455

作品紹介・あらすじ

暮らしレーベル、第5弾。


滝口悠生さん、推薦。

「文章を書くことはどうしたって誰かが生きた時間の肯定になることをこの本の文章は教えてくれる。湖底に潜むような、重くて鈍い、けれども確かな希望。」

感想・レビュー・書評

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    脳のお休み - 百万年書房
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  • タイトルが、ペンネームが、まるで通せんぼされたように素通りすることを許してくれなかった。立ち止まってよかったのか、それとも素通りしたほうがよかったのか読んで確かめたい

    #脳のお休み
    #蟹の親子
    24/1/18出版

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き
    #読みたい本

    https://amzn.to/42dmK4j

  • 家族、愛犬、ハムスターのお話、そして子供の選択。読んでいて苦しくなった。すごく人間味のある真っ直ぐな人なんだなと感じました。*私にとって、所有している物の量は未来に対する思惑によって、変動するものだと思う。*どこにも当てはまる必要なんてない。気高く、はっきりとした主義や理念を持って生きるだけが生活だなんてことはない。日々は淡い。時々楽しく、時々つまらなく暮らすだけだ。

  • 重くて鈍い

    エッセイと呼んでいいのかもわからない
    なのに、読み始めたら止められなかった

    カサブタをほじほじとめくり続ける彼女を
    見つめ続けていたはずなのに
    めくっていたのは
    私のカサブタだったみたいに
    じくじくと痛い気持ちのまま読んだ

    かさぶたは、できるやいなや、めくりたくなるし
    ささくれは、むいたら痛いってわかってるのにむきたくなる
    読み始めて、止められなくなった理由は
    この辺と同じ気がする

    タイトルを読んでも
    目次を読んでも
    どんなエッセイなのかわからない
    読み終わった今も
    どんなエッセイかと言われると、わからない

    下北沢のボーナストラックにある
    日記専門店「日記屋月日」の初代店長であり
    日記本「にき」の著者でもある蟹の親子さん

    私もなんの拍子にか日記屋月日をフォローし
    日記をつける三ヶ月というワークショップに参加して、日記にどっぷりと浸かった

    初めて日記を本にする時に目指したのは
    蟹の親子さんの「にき」だった

    「浜へ行く」「水筒」と日記本を買い
    今も日記をメルマガで読ませてもらってる
    日記ってこういうことか
    という一つのカタチであると思う

    普段の日記を煮詰めて、煮詰めて、漉して結晶を取り出して、順に並べたみたいなエッセイとでも言ったら少しは近いのか

    忙しなく考え続ける脳が
    少しでもお休みしてくれたらいいな
    まだもっとこの文章を読んでいたい
    少し中毒になっているかもしれない

  • あまりにも重くて途中で置いていた本。日記本「水筒」を読了して改めてページを開いた。
    読んでいて、怖い、と思った。自分の中にひた隠しにしている嫌な部分を指でほじくり返されている感じ。ジクジクとずっと痛い。

  • ばらばらの時系列な事柄が、読み終わると一塊になる。家族のこと、ハムスターや犬のこと、仕事のこと、震災のことなど日常が書かれるが本音ベースの随想は日記を読んでいるような気になる。自分のまわりでの出来事とラップする内容もあり、読んで良かったと思える一冊。

  • 「私はあなたじゃない」のにどこまで人と生きていけるのだろうか。うまくできるならやりたくないことでもやれと言われてしまうのか。理屈が独特で何が悪いのか。重い言葉によって読んでいる私の中から怒りが引きずり出されてきた。文中にあるように記憶のしりとりがうまい。

  • ※良い感想を全く書けないので、ネタバレフィルターをかけた。読みたくない人はスルーしてください。

    なんとか100ページ程度まで読んだが、嫌悪感しかない。
    気分が悪くなって処分した。題名にまんまとつられてしまった。
    ☆は一つもつけたくない。むしろマイナス。
    読了しようと何故頑張っていたんだろう。
    なんだこれ。

  • これだけ日々の暮らしを観察して、みずみずしい言葉で切り取って表現できるのはすごい、の一言。ただここまでつぶさに見えるのはしんどさも多いだろうな。

  • 表紙に惹かれ1ページだけ読んで購入(好きな感じ!)
    著者の思い出をいったりきたり時系列はバラバラだけど読めばすぐにその時に入り込める
    自分だけの秘密の日記を共有してくれてるようだ
    だから、綺麗なものだけじゃなくありのままな文章で好きでした◯

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著者プロフィール

1991年生まれ。日本大学芸術学部卒。事務員や書店員を経て、東京・下北沢にある「日記屋 月日」初代店長となる。現在もスタッフとして働き、日記や、思い出すことそのものについて日々考えている。本書が商業出版デビュー作となり、自主制作本に『にき』『浜へ行く』がある。

「2024年 『脳のお休み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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