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- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784910215068
感想・レビュー・書評
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今の気分ではなかった。ただそれだけ。
昭和の時代には40代が初老、60代が老人となっていた -
安藤裕子の表紙が目立つ、徳島でコーヒーの焙煎をしている方の編集した短編集。「今の自分が読んで、面白いと思った作品を純粋に選んだ」というだけあって、とにかく一編一編、面白く読んだ。
「プールのある家」という、タイトルと中身がこれほどかけ離れた話あるのかと思う山本周五郎の小説が素晴らしかったが、切なすぎて読むのがしんどい、でも読まずにはいられない、という世界だった。
小川未明の、名をよく知られた童話も初めてだが、これもなかなか切なく、そしてなんというからある意味現実的な話に思えた。谷崎潤一郎の「小さな王国」、これは一種のホラーだ。
昔よく本読んだけど、最近はちょっと…てな人にプレゼントしたら良いかもしれない。
表紙にクセがあるのが、どうかと思うけど。
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コーヒーを飲む間に読むのにいい短編集
玄人ぶった男が選びがちなラインナップ
普段、自分で選ばない系統だったので面白かった
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