- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784910352299
作品紹介・あらすじ
名店の肴と酒、そして“建物”を味わう。
居酒屋探訪家・太田和彦の最新刊!
古い居酒屋に客が通うのは、酒肴もあるが、
建物の居心地の力が大きい。
居酒屋の「居」は居心地の「居」、居場所の「居」。
そのながい歳月をくぐり抜けてきた建物に自分を重ね、
自分の生きてきた人生を肯定する場所だからだ。
そこで、
●創業が古く昔のままの建物であること
●代々変わらずに居酒屋を続けていること
●老舗であっても庶民の店を守っていること
この条件を満たした居酒屋を「日本居酒屋遺産」として記録。
本書<東日本編>では東京を中心に、
北海道、山形、宮城、神奈川、静岡の居酒屋遺産15軒を紹介する。
ながく愛されてきた店は、
客と主人が時間をかけてつくってきた、
そこだけにある空気、居心地が何より貴重な財産だ。
本書を開いたあとは、ぜひ暖簾をくぐって体感していただきたい。
<東日本編>掲載店
●独酌三四郎(北海道/旭川)
●久村の酒場(山形県/酒田)
●源氏(宮城県/仙台)
●大はし(東京都/千住)
●みますや(東京都/神田)
●赤津加(東京都/外神田)
●鍵屋(東京都/根岸)
●ふくべ(東京都/八重洲)
●岸田屋(東京都/月島)
●シンスケ(東京都/湯島)
●伊勢藤(東京都/神楽坂)
●斎藤酒場(東京都/上十条)
●らんまん(東京都/中野)
●銀次(神奈川県/横須賀)
●多可能(静岡県/静岡)
感想・レビュー・書評
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こういう本に載っている由緒正しい居酒屋は怖くて行けないけれど、本で読む分にはワクワクします。そもそも町の雰囲気のいい居酒屋さんに行けるだけで十分わくわくするくらい飲み屋さんに縁がありません。
この本はイラストと写真が混在しているとても豪華な本です。読み応えがありまさに遺産を記録するのにふさわしい本です。
古い風格のある街の居酒屋さんに憧れる人にはとてもお勧めです。 -
東日本(主に東京)の「良き居酒屋」の紹介。掲載の条件は、創業が古く昔のままの建物であること、代々変わらずに居酒屋を続けていること、老舗であっても庶民の店を守っていること。この条件を満たした居酒屋を「日本居酒屋遺産」として記録。本書では東京を中心に、北海道、山形、宮城、神奈川、静岡の居酒屋遺産15軒を紹介している。早速神田の「みますや」に行ってみたが、なんとも言えない貴重な居酒屋。他の店にもぜひ行ってみたい。一緒に行ってくれる人、大募集。