ひとりで夜は越えられない (from RED comics 034)
- シュークリーム (2023年2月7日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784910526331
作品紹介・あらすじ
1950年代、日本。元軍人の征四郎は米軍基地近くのキャバレーでボーイとして働きながら、どこか閉塞的な日々を送っていた。
ある日、店内で日本語を上手に話すアメリカ兵・ジムに話しかけられる。流暢な日本語と柔らかな笑顔に絆されてしまう征四郎に、ジムは“下心”を打ち明ける。征四郎はそれを現在の日々を変えるチャンスだと感じるのだった。
「俺たちも“カップル”ってやつになってみないか?」――…
大型犬系アメリカ兵×トラウマを抱えた元日本兵
ストーリーテラー・松基羊が描く戦後日本を舞台にした救済BL、開幕!
感想・レビュー・書評
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小冊子付きを購入、本編、小冊子共に良かったです。
理解は出来ないんだろう、けど息子を想う母の姿が切なかったな… 我が子を戦後で亡くしてもいるんだもんな…
今よりずっと偏見が激しくてバレると死もある時代だろうから、苦労はしつつでも穏やかな日々を過ごして老後を迎えられたことを切に祈りたくなるような作品でした。良き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦後のお話。現実には敗戦国民なんてもっと差別や人権侵害を受けていたんだろうな、などと自ら興醒めするような事を考えてしまい、ダメだった。
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あぁぁ好き!
好きなお話です!!
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これからの未来を考えるとめちゃくちゃ大変だよぉ…って考えちゃうけど今の二人の幸せそうな顔を見ると幸せ。
そして永き幸せを願う。 -
戦後間もない、連合国占領下の日本の話。米国軍人×日本人だからそりゃ一筋縄ではいかないわけで。。。だから葛藤や切なさがいっぱい。すれゆえストーリーが濃くなってるから面白い。ラストのまとまり方も良かった。続編みたいなあ、お気に入り。歴史的史実にちゃんと基づいてるところも良い