幻想世界の住人たち (Truth in Fantasy 1)

  • 新紀元社
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本棚登録 : 115
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784915146855

作品紹介・あらすじ

『Truth in Fantasy』は、ファンタジー(幻想文学)やおとぎばなしが好きな人、空想的な動物に興味がある人、ゲームや映画の世界で思いっきり遊んでいる人、そして心の中に冒険を秘めている人のための本です。第1巻は、神話や伝承に登場する(かわいらしい、はたまた恐ろしい、あるいは美しい)生き物たちにスポットをあててみました。

感想・レビュー・書評

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  • あいつの部屋から拝借して、つまんないから処分しちゃったんだよね。今思うと資料だったのかしら。ちょっと悪いことした気がほんの少しする気がしたけど、あいつの部屋の状態を思えば、そんな悪いことでもなかった気もする。

  •  一般的ファンタジーRPG、いわゆる「ドラクエ」や「FF」に登場するようなモンスターを扱った事典。
    ドラゴン、フェニックスといったメジャーどころだけでなくケルピー、マンティコアといった比較的マイナーどころも収録し、またヴァンパイア、人狼といった人型モンスターから天使、巨人といった超越者まで幅広い。

     特に「巨人」や「妖精」のように原典となる神話で扱いが異なるものはそれぞれに小見出しで解説を加えているのが親切。
    PC-9800のRPGツクールでゲームを作っていた頃は非常に役に立った本のうちの一つ。
    RPGがかつてほどの隆盛を誇っていない現代でもクリエイターにとっては必携の書と言ってよい。
    ギリシャや北欧の神話への入門書としても読めるし。

  • 神話・ファンタジー系の入門書として、このシリーズにはずいぶんお世話になりました。価格の割りに濃い内容で、コストパフォーマンスが高い。
    ちゃんと真面目な参考文献も挙げてくれるので、親引きしやすいのも良い。

  • 世界各地の神話や伝承の中に登場する不思議な生き物たちを読み易い文章と見易いイラストで紹介しています。

  • 有名な魔物達の詳しい伝承を記載した、記念すべきシリーズ1冊目。掲載されている魔物は極々有名な者が多いが、一般的ではない細かいところも紹介されている。

  •  その昔、今みたいに参考文献がたやすく手に入らなかった頃、このシリーズには本当にお世話になりました。
     読みやすく丁寧な解説は初心者にもコアな人にもお薦めです。
     ……現在、仕事先(小学生相手の塾)で、大活躍。読書の習慣がついてない生徒でも、これなら興味をもって活字を追ってくれます。

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著者プロフィール

青森県出身の作家、ライター、翻訳家、編集者。日本アイスランド学会、弘前ペンクラブ、特定非営利活動法人harappa会員。CMONJapanディレクター。和製非電源ゲームの海外啓蒙団体JaponBrand代表理事。弘前文学学校講師。著書に北方新社『氷の下の記憶』、編著/監修書に新紀元社『幻獣大全』、学研プラス『ドラゴン最強王図鑑』、カンゼン『図解西洋魔術大全』、日本文芸社『ファンタジー&異世界用語事典』等。アトリエサード「ナイトランド・クォータリー」にて、マイクル・ムアコックによるエルリックものの未訳短編の翻訳を連載中。

「2023年 『メイルドメイデン〜A gift from Satan』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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