- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784916016942
作品紹介・あらすじ
サムは、図書館に住むねずみです。子どもの調べものコーナーのうしろの、小さな穴のなかで暮らしています。サムは、とにかく本を読むのが大好き。いろいろな本をたくさん読んで、とうとう素晴らしいことを思いつきました。「自分で本を書いてみよう!」書けば誰かに読んでもらいたいもの。サムは、夜のうちにこっそり、自分の本を図書館の棚に並べてみました。するとその本を読んだ人たちは大絶讃!「この作家に会いたい」と言い出したから、さあたいへん。その時サムがとった行動とは…。本を読むこと、書くことの素晴らしさを伝える図書館ねずみサムシリーズ第1巻。
感想・レビュー・書評
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図書館の棚の奥の穴に住んでいるねずみが、色々な本を読んで、自分も本を書いてみようと思う。
描いた本は、図書館にさりげなく飾って。
次の日には、手に取った子供たちに大人気。
お話しをつくるっていうのは、誰にでもできて、わくわくするもの。
そんなワクワク感を存分に思い出させてくれる、素敵な絵本。
ねずみの正面からのドアップ(少し困った顔?)が秀逸で、爆笑しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館の小さな穴の中で暮らすねずみのサムは、夜になると誰もいない図書館で沢山の本を読んでいました。
ある晩サムは自分で本を書いて、その本を図書館の本棚に並べました。その本を読んだ人達がこの作家に会いたいとと言いだしました!その時に、サムのとった行動とは・・・
ねずみのサムが自分で本を書く姿は、自分だったらどんな本を書こうかな~と、夢や想像力をふくらませる楽しみを与えてくれる絵本です。図書を沢山読みたいというきっかけになることでしょう。
又、立体感のある絵でありながら、柔らかさのある色彩で、夜の図書館を明るく楽しく描かれています。 -
サムは図書館に住んでいるねずみです
夜になると、図書館の本をたくさん読みます
ある晩、サムは自分で本を書いてみることにしました。
1作目は「ちゅてきなねずみのまいにち」
伝記の所に並べました
2作目は「さびしがりやのチーズくん」を本棚に
3作目は「ねずみやしきのなぞ」をミステリーのコーナーへ
図書館の人も、サムがいったい誰なのかを探さないと!と掲示板にお手紙を張り出しました
でも、ねずみは人間が怖いのです
そこで、サムはいいことを思い付きました
読み聞かせ時間は9分弱です
図書館にぴったりな本 -
図書館が舞台の絵本。サムは図書館に住んでいるねずみです。昼間はカウンターのそばの小さな穴の中、夜は図書館の本をひとりじめ……たくさんの本を心ゆくまで読んで過ごします。本の楽しさを知ったサム、そのうちに自分の描いた本をこっそり本棚へ。なかなか好評のサムの本が本棚を飾り、その不思議な出来事にみんなの話題の的となり、なぞの絵本作家サムは、次なる楽しいことのひらめきが……。
全体的にくっきりとした絵が読み聞かせにおすすめ。立体感もあり楽しげな感じが余韻として残ります。図書館へいってみようかなぁと思うとともに本当にサムがいてくれたらと心はずせてくれる印象的な絵本♪ 創造力をかきたてられる素敵な発想が満載の一冊! -
素敵なストーリー
サムの本読んでみたいです -
としょかんねずみっていうだいめいを見て読みたくなった。
この本の絵が大すき!
ねずみが本を書いているところもすき!! -
ねずみのサムは図書館の本棚の裏の穴の中にすんでいます。夜になってみんなが帰ってしまうと、出てきては読みたい本を積み上げて読書三昧。
ある日読むだけでは飽きたらず、自分でも本を書いてみることにしました。
夜に書き上げて、本棚にそっと置き次の日みんなの反応を見るのを楽しみにしていました。
3冊書き上げたところで、図書館の中は新人作家登場!と話題になり、是非お目にかかりたいと、メッセージまでまっらたサム、またまた素晴らしいアイデアでみんなを楽しませてくれます。
平成27年7月7日(火)
5年2組 -
3年生11月
読み聞かせ。所要時間12分。私が久し振りに気に入った物語絵本だったので読みました。みんな集中して聞いてくれましたが、爆笑するストーリーではないので反応がわかりませんでした。しかし後日、絵本に興味のない男児が「あの本、面白かったよ!」と反応がありホッとしました。やはり自分が気に入った本を選んで良かったなぁと思います。