日本の文様 第1集: 刺繍図案に見る古典装飾のすべて

制作 : 紅会 

• 青幻舎 (2002年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

本書では、個々のぬい方名称とその解説に添えて、技法の理解を助けるために、糸の渡りの図を挿入しました。

感想・レビュー・書評

[モレーンさんの感想 · 2008年2月11日]

最初から最後までびっしり和柄の刺繍図案がびっしりなのです。図案集なので数点の写真を除くと線のみです。この本の良いところは線のみで色が付いていないことなんです。刺繍の図案としてだけでなく例えばパターン文様をつくったり　HPの壁紙作ったりするときの参考にもなりますし、色が付いていないので実際色が付いていると、金糸で刺された面に見えるけれど、実は緻密な地紋が入っていたとか当たり前だけど気が付かなかったことに気が付いたりします。また、ここはこの色〜なんて固定概念が薄くなるので面白いブツができるかも？
本の通り作るの卒業したかた向けなので、手芸に分類せずデザインに分類しました。
現在シリーズ5まで出てます。中身を確認して自分の好きなパターンのものを買うのが良いと思います。
文庫本サイズなので場所をとらず資料として使い勝手が良いです。
コレもおぼれたときのワラ本です。

[414banchiさんの感想 · 2006年10月29日]

素敵。カラーページは見ているだけで圧巻。図案も非常に面白いです。