ふみさんの自分で治す草と野菜の常備薬 改訂新版

著者 :
制作 : 横山 豊子 
  • 自然食通信社
3.50
  • (1)
  • (1)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 29
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784916110114

作品紹介・あらすじ

民俗信仰の「集まりっこ」のなかで、ばっちゃんの膝に抱かれ女ご衆のかわす話を聞くともなく聞きながら「風のように光のように、自然に覚えた」豊かな薬草の知恵。今日までたくさんの人たちを癒してきた一条ふみさんからの温かく、心にしみる贈り物。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本好きの友人に教えてもらって購入。これを書かれたふみさんは1925年のお生まれで今は存命されていないけど、父方は医業に携われた方が複数おられるとのこと。彼女は特に医学を学んではいないが東北の地で知恵者に囲まれて育ち自然と身体にいいものを学んでいったように書かれてあった。
    文章も語りかける論調で、田舎のおばあちゃんの知恵袋から取り出して教えてもらってる的な気持ちになりました。今でこそ有機農法や有機野菜の価値が浸透していますが、ふみさんがこの本をまとめられた頃は違ったんだなと第4章を読みながら感じました。
    全然古さを感じないし、知恵が凝縮されていて、読むだけでも心和む気がしました。
    試しに本の中に紹介されていたスギナを5月に収穫し干しておいたものをお茶にして飲んでみると、利尿作用が凄いなと実感しました。知らない植物も多々ありましたが、入手出来たり家で育てられるものも試してみたいなと思わせる本でした

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1925年、岩手県生まれ。戦前戦後を通じ、東北農民の傍らに在って、農民たちの声にならない言葉を文集『むぎ』(1967年創刊から1987年14号)に記録しつづけてきた。81年より15年にわたり、友人とともに岩手県北の開拓地を耕す。2012年死去。

「2004年 『ふみさんの自分で治す草と野菜の常備薬 改訂新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

一条ふみの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×