宇宙にお願い: 夢を実現させる方法

著者 : ジョナサン・ケイナー 竹内克明

• 説話社 (2007年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[apple-eyesさんの感想 · 2016年5月15日]

発売直後に手にしたものの、
中身が全く頭に入らず途中で断念。
ここ数年、自分の考え方を変えなければこのまま腐ってしまうのではないかと思い、自己啓発本を読んでます。
この度、ジョナサン・ケイナー氏の訃報を知り、
ELLE JAPONのサイト連載時からいつも励ましていただいていた事もあり、再読。

もうジョナサンの予報は読めない。
この本を最後のメッセージだと思おうと。

前回はこの本を読む時期に自分が到達していなかったのだと思う。
今回はスルスルと頭に入ってきました。

最後は自分の手のひらを見つめて・・・

明るい所へ送り出された気持ち。

ジョナサン、ありがとう。

これからは、ジョナサンは宇宙の向こうから私たちを見守ってくれるに違いない。

Rest in peace.

本当にありがとう。


追記

「あなたがずっと持っていたにもかかわらず活かしきれていなかったかもしれない潜在能力に気づき始めるでしょう。」
2016年、ケイナー氏の年運。
(^^;; 読まれてた(^^;;

[jurgenさんの感想 · 2011年3月21日]

2007年に買って1度読んで、最近あらためて読みなおしてみた。
いわゆる「引き寄せ」本にカテゴライズされるらしいけど、
実際はいろんな示唆に富んでいて、いろいろ考えさせてくれる作品となっています。
自分がふだん必要と思っている「願い」が、本当に心の底から望んでいるものなのか？
もし、本当に叶ってしまったら？
正直なところちょっと怖くなってきてしまった。

人生を根本から変えたいと思っているのは確か。
変えないと近いうちに精神的に破綻するのは確実。
生きている実感・充足感をえるために、やっぱ変える必要がある。
読みながらPerfumeの『願い』の歌詞が思い出されてきて、
胸にグサリと突き刺さる。


もうすこしの勇気があれば
叶うかもしれないよね
だけど もしかしたらって
距離は 平行線
一番大事な気持ちを
後回しにしてきたね
2つに分かれた自分
くっつけるための願い

もうすこしの勇気がないと
叶わないことばかりで
だけど もしかしたらって
距離は 平行線
一番大事な気持ちに
嘘は付かないと決めた
遠回りをしたけど
これが本当の願い


恋愛についての歌詞と捉えるのがふつうだけど、
それ以外のことにも実はよく当てはまる。
たとえば「自分のやりたいこと」。

「もうすこしの勇気があれば
叶うかもしれないよね」

「一番大事な気持ちを
後回しにしてきたね」

「2つに分かれた自分
くっつけるための願い」

「一番大事な気持ちに
嘘は付かないと決めた
遠回りをしたけど
これが本当の願い」

ここ数週間の間、死ぬほど考えて、考え抜いて、
あることを実行しようとしていたのを、
これほどズバリ表しているコトバはないです。

それをピッタシのタイミングでPerfume『願い』を聴いていた・出会った。
ジョナサンのこの本をもう一回読んでみた。
単なる偶然ではないと個人的に信じています。