- Amazon.co.jp ・本 (43ページ)
- / ISBN・EAN: 9784924684270
作品紹介・あらすじ
数学者の森毅さんが考えて文を書き、それを安野さんが絵本にしました。
テーマは「順列と組合わせ」です。
森さんにかかると、あらゆる現象が絵本のタネになります。
「おおかみのソクラテスは、哲学者です。
哲学者というのは、なんでもゆっくりとことんまで考える人のことです。」
おおかみのソクラテスは、3びきのこぶたを狙っています。
でもこぶたの家は5軒もあります。いったいどの家にいるのでしょう?
ここかもしれないし、あそこかもしれないし、…
ああたいへん、かえるのピタゴラスくんにも手伝ってもらいましょう。
皆さんもぜひ、この知恵くらべにご参加を! ゆっくり読んで、考えてください。
感想・レビュー・書評
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1988年第3刷。
3びきのこぶたの設定を借りて確率・統計(順列と組み合わせ)のおべんきょうをする傑作。こぶたが3びき、家は5軒。うだつのあがらぬ哲学者のおおかみソクラテスが恐妻クサンチッペにせっつかれてこぶた捕獲計画をじっくりと練る。話し相手はかえるのピタゴラス。夜じゅうかかって考えてこたえにたどりついたけれど、朝になったからたべるのはやめにしてみんなであそびましょう、というのんきな世界が好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
美しい数学シリーズの一冊。
これはちょっと難しめかな。じっくり読むとわかるけど、これは順列や組み合わせがあまり得意でなかった自分のせいかも。
まっさらな子どもの目で読むと違ってくるのかな。
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まもなく5歳になる息子のために借りた本。
中身は難しかったようだけど、言葉遣いが面白かったようでケタケタ笑いながら何度も読まされました。数年後読んだらもっと面白がるかな。 -
面白い視点だけど、大人でも難しい。
また子供が大きくなったら読んでみよう -
高校生だった自分にオススメしたい。
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ぶたの絵がかわいいんですよ。とにかくかわいいの。狂気を感じるレベルでぶたが並んでるの。
でもきっと数学の世界ってこんな狂気をはらんでるんだろうな。30年前くらいに私が読んだものを息子にも渡したいと思います。 -
表紙を見たとき、間違って本当に絵本だったかと思った(笑)中はしっかり数学。分かりやすい確率の話。こんなのを高校の時に読んでれば、理解が早まったかもねー。
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面白い
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4y6m
喜んで開いたはいいが、難しかったので、すぐ拒絶されて、閉じられました。
あと2年くらいかかるのかもなぁ。
確率の本です。分厚いしね。