エロ戦記

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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784938280222

作品紹介・あらすじ

エロ女戦士の記録。『59番目のプロポーズ』著者アルテイシアの赤裸々過ぎる告白。それは想像を絶する、過激な愛とエロスの戦いの日々だった…。

感想・レビュー・書評

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  • 『59番目のプロポーズ』で一躍恋愛作家として躍り出た著者アルテイシア女史のまさに赤裸々過ぎる愛と性の告白です。大反響を巻き起こした前作『もろだしガールズトーク』の続編に位置づけされております。

    本作は『もろだしガールズトーク』の続編として位置づけられており、前作を上回るような赤裸々なまでの『女のホンネ』が前編に渡って繰り広げられており、読んでいる自身が、そのあまりのあけすけ振りに、自分の中にある女性観を木っ端微塵なまでに砕かれてしまいました。

    前作の『モタク』では恋愛初心者の男性向けに書かれた本で、彼女の真骨頂である「赤裸々なエロスと女性のホンネ」が控えめに綴られておりましたが、ここではのびのびと書かれていることが行間から容易に読み取れるようなものばかりで、具体的な内容を引用することはさまざまな事情から難しいのですが、目次だけでも引っ張ると

    ・マンコ異臭騒動
    ・男なら黙ってトイレットペーパーを食え!
    ・草食系男子にフェラすれば
    ・おじさんはなぜ尻を割るのか?
    ・今まで入れたチンポの本数を覚えているのか?
    ・マンコをマンコと呼べる国づくり
    ・STOP! ヤリヤリ詐欺
    ・右手にスマホ、左手にオナホ
    ・世代間のオナニー格差問題
    ・真矢みきか、Mrオクレか?…etc

    というもので、筆者いわく、『呼吸するように下ネタが出る』という看板に偽りなし、といえるようなつくりでございました。乱れ打ちの『大人のガールズトーク』で、正直な話、男の立場である自分は読んでいてクラクラしておりましたが、彼女の言うことが圧倒的な支持を得ているということは、彼女たちの『集合的無意識』や『内在的論理』を見事なまでに言語化した、ということは紛れもない事実であるということを、重く受け止めなければならないのでしょう。

    男女として交際する際に、彼女の本全巻と彼女の長年の強敵(こう書いて「とも」と読ませる)である話題の産婦人科女医、宋美玄先生の本が本棚にある男性とは、まじめにお付き合いができるものなのでしょうか。ぜひともその辺を伺いたいところです。巻末に収録されてある、筆者と宋先生、さらには編集者や女性ブロガーも交えた赤裸々な『ガールズトーク』も虚心坦懐に耳を傾けるか?それとも女性というもの持っていた幻想が粉々に砕けて萎えてしまうかはその人しだいですが、一読して損はないかと思われます。

  • 4〜5

  • 下ネタエッセイ。

    男たるものトイレットペーパーを食え、には笑った。

    まあね、指摘されたら超恥ずかしいしね!

  • 読み始めはテンポがよかったが、中ほどでたるくなった。
    拾い読みするのがよさそう。

  • 恐ろしい程のぶっちゃけトーク満載。アルテイシアさんのトークライブ集と言って差し支えないでしょう。
    誤った情報で女性に幻想を抱いたりSEXに誤ちをもっている大多数の男子は必読です。読んで勉強しよう。これ程楽に学習させてくれないよ、普通は。
    まあ、幻想は破れるけどね(笑)
    宋先生との対談も笑えた。
    似非情報による洗脳を打破したい方はぜひとも読んでください。

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著者プロフィール

フェミニズムを明快に軽快に語り下ろす作家。
主な著書に、『フェミニズムに出会って長生きしたくなった。』『モヤる言葉、ヤバイ人』『離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由』『40歳を過ぎたら生きるのがラクになった 』『オクテ女子のための恋愛基礎講座』『59番目のプロポーズ』ほか多数。

「2023年 『生きづらくて死にそうだったから、いろいろやってみました。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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