先生のための不登校の予防と再登校援助: コーピング・スキルで耐性と社会性を育てる
- ほんの森出版 (2002年5月15日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
- / ISBN・EAN: 9784938874285
作品紹介・あらすじ
著者は、不登校の子どもたちを把握するための「子ども像4タイプ」の研究(東京都立多摩教育研究所)と、「不登校生徒の追跡調査」(文部科学省)という、最近の不登校問題を考える上でメルクマールとなる2つの調査研究に携わりました。本書は、その2つの調査研究をベースに、どうしたら不登校の予防が可能になるか、そして教師は不登校の子どもをどのように援助できるかを、具体的にまとめたものです。
感想・レビュー・書評
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もはやどこの学校にも存在する不登校の子どもたち。予備軍を併せると,どの学級にもいるのではないでしょうか。
そんな子どもたちを出さないために,そして,出てしまったときの登校援助のために,どんな視点で子どもたちを支援していけばいいのかが,とてもわかりやすく書かれています。
「不登校は個性である」と言い切るにはあまりにも不公平な世の中です。不登校になることは,一般的には,その後生きていくときには圧倒的に不利になります。もちろんプラスに転化することができる子もいますが,そうじゃないことが多いです。
学校現場が子どもたちに会わなくなっている今,それでも,不登校を出さないで,楽しい学級をつくっていきたいですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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