クィア・ジャパン・リターンズ Vol.0 Generations / Realities
- ポット出版 (2005年5月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784939015779
作品紹介・あらすじ
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ゲイコミュニティ、そして一般のメディアにもその先端性が高く評価され話題を呼んだシリーズ『クィア・ジャパン』(勁草書房)をリニューアル復刊。「槇原敬之」をキーワードに、多様化するリアリティに迫る。
ゲイ裏街道の天才、ブルこと斎藤靖紀の特濃ロング・インタビューをはじめ、「ゲイ能スキャンダルの今昔」、読者アンケート〈マッキー世代の望む場所〉など、「いま」を切りとる記事が盛り沢山。「エイズ最前線!」「同性婚をめぐって」では最新のトピックをイラストや図版入りで紹介。「AERA」「ダ・ヴィンチ」「Footival」で活躍中の写真家・森栄喜によるグラビアなど、カラーページも充実です。
感想・レビュー・書評
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祝!クィア・ジャパン復活!
セクシュアル・マイノリティ全般ではなく、ゲイ寄りになったんがちょっと残念。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
伏見憲明氏が『売れなくて困ってる』とぼやいていたこの雑誌。いまテレビで大ブレイクしているマツコ・デラックス女史が、かつてのこの雑誌で表紙を飾っているが、マツコさん本人でももてあまし気味のメディアでは扱いにくいだろうな。
マッキーに関する著述をゲイメディアがやると「マキハラさんはゲイではありません!ゲイメディアの人になんやかんや言われたくないです」なんてことをいちいち書き込むおめでたい人たちは、ご本人が仮にゲイだったらファンを辞めるおつもりなのだろうか、いつもそれが疑問だ。その点ボーイズラブの要素もはらんでいるせいか、ジャニーズ関連でそんなことを言う弱虫なファンは皆無。クリエイターの仕事をセクシュアリティで仕訳するなと思う僕から見ると、ジャニファンの方が案外肝が据わっているように見えるのだが…この辺は『醜形恐怖論』と絡めて話さないとね。