牧野富太郎植物画集

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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784944163137

作品紹介・あらすじ

高知県が生んだ世界的な植物分類学者牧野富太郎は日本の植物分類学の基礎を築き、植物学史に大きな足跡を残した。博士は植物図の才能にも秀でた。これら貴重な植物図を収蔵する牧野植物園が、博士が発見命名した植物を中心に精選した画集。巻末に解説あり。

感想・レビュー・書評

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  • 朝ドラ「らんまん」でこの頃目にしている牧野富太郎さんの植物画。
    そのままの絵が並ぶ画集。いかに富太郎さんが自ら石版で製販印刷をして自費出版した苦労の「図篇」はテレビを通してだがこうして目にすると、どの植物画も細い筆で描かれており、どんな小さな部位まで解剖してふんだんに盛り込みながら、それでいて枠に中に美しく配列されている。
    そこには、植物に対する愛情と慈しみ、どこかユーモアを感じさせる人間性にあふれています。

    テレビの画面からは一歩前進しましたが、こうなると高知までいって、直筆の本物をみたくなりましたな。

  • 大阪樟蔭女子大学図書館OPAC
    https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/387109

  • とっても繊細な絵に感動しました。。。

    版元日誌 » 牧野富太郎生誕150年。『牧野富太郎植物画集』への想い
    http://www.hanmoto.com/diary/2012/07/04/598/#more-598

  • 牧野先生の描かれた細密画を堪能することができる1冊です。初めて見た時の衝撃が忘れられません。(たかこさん)

  • 朝ドラで植物学者である牧野富太郎の話が放送されています.牧野富太郎は、日本の植物を調査研究し、1500種にものぼる植物を新種として発見、命名しました.薬学部の皆さんに薬の基となる植物に関心を持ってもらえたら嬉しいです.

    高取(木下)薫(生薬学)

    https://kensaku.my-pharm.ac.jp/opac/volume/272254

  • 愛に溢れている……この先生の笑顔が私は好きです

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著者プロフィール

1862年(文久2年)土佐国佐川村(現、高知県高岡郡佐川町)の裕福な商家と酒造業を営む家に生まれる。三歳で父を、五歳で母を失い、祖母に育てられる。幼少時から植物に強い関心を示し、小学校を2年で中退、好きな植物採取に熱中する。19歳の時、初めて上京し博覧会を見る一方、書籍や顕微鏡を購入する。22歳の時(明治17年)に再び上京し、帝国大学理科大学(現、東京大学理学部)植物学教室に出入りし、文献・資料等の使用を許可される。自ら創刊に関わった「植物学雑誌」に新種ヤマトグサを発表し、日本人として初めて新種に学名をつける。94年間の生涯で収集した標本は40万枚に及び、新種を初め1500種以上の植物に命名し、「日本植物分類学の父」と呼ばれる。

「2023年 『オリジナル普及版 牧野日本植物圖説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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