上岡龍太郎のマラソンは愛と勇気と練習量

著者 : 上岡龍太郎 吉治郎

• ランナーズ (1999年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[hirokorohiroさんの感想 · 2014年4月17日]

10km走ると顔つきが変わり、
20㎞走ると身体が変わり、
30km走ると心が変わり、
42.195㎞を走ると人は菩薩になる。

なるほど。

[satoshi saitohさんの感想 · 2023年7月12日]

“苦労は嫌いだが、努力は好きなのである。”

とお弟子さんが上岡さんについて書いている。一見レトリックっぽく笑いを誘うこうした一文に、上岡さんらしさを垣間見た気がする。

それぞれ一人ひとりのマラソン（満楽走）がある。だから、マラソンで勝った負けたは言わない。完走に3時間半かかってしまった人よりも、5時間で走ることができた人の方が勝っているはず。それは人生にも同じことが言えるように思われ、深みを感じた。

[hifumi1232001jpさんの感想 · 2014年2月27日]

この本を薦めたランナーが100KM走ると100KMの道のりを走った仲間とできるとか、マウイやサロマの大会の魅力や、記録だけにこだわらず、大会を走ることを楽しんでイーブンペースでゴールするの重要さをことさら口にする原点が見えました。