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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784990759650
作品紹介・あらすじ
「日常を取り戻したいのだけれど、そもそも僕らの「日常」とはどんなものだったのだろう。」奈良県東吉野村。人口一七〇〇人の村の山あいに佇む一軒家、人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」。自宅を開放して図書館を運営する夫婦が、仕事に、生活に、山村と街を、あるいは彼岸と此岸を往復しながら綴った日記に、エッセイや草稿「研究ノオト」を収録した、日記帳第二弾。コロナウイルスに翻弄されたり、「男はつらいよ」を一気見したり、福祉のしごとやオンライン対談からも気づきを得た、二〇二〇年の記録。
感想・レビュー・書評
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https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1432945詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
”闇の底まで行ったって、特に終わりじゃないし声も出せるんです”
「闇の底より主は訴える」より。
弱者やマイノリティを幽霊になぞっているのがなるほどなとなった。
ファンク的読書のベースはエンパワメント、とてもしっくりくる表現で自分の読書もそっちだなと思った。パンクも好きなのだけれど、どこかで、そこまでじゃ‥と思っていたりしたので。
福祉期と就労期の分け方は考え方としてわかりやすいし、誰にでも必要な期だと思った。
牧歌的な短い日記の中にきらりと光る言葉が時々あって気力がない時でもさらりと読める。
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