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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784991064166
感想・レビュー・書評
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太陽の強い光を反射して輝く地球の青さは、賢治が作品のなかで繰り返し伝えてきた「青」と、不思議なほど一致していたので、初めて地球を見たとき、その青をまるで知っていたかのような錯覚を覚えたとのこと。
そして宇宙で見る太陽が、無機質な白い星だったことも賢治が伝えていた通りだったので驚いたと。
毛利さんの体験すべてが新鮮で、優しく美しいのでとても癒やされた。
地球に戻った時の体の物理的な変化も興味深いが、感情の記述が印象的。
地球に戻れるという安堵感と、もっと無重力空間にいたいという願いが入り交じった複雑な気分になったが、大気圏に突入して体に重力を感じる前、心は体より先に重力を感じ取り、その少しだけ落胆するという複雑な気持ちを感じたそうだ。
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