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- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784991330506
作品紹介・あらすじ
山を見つめ人と本を見つめる書き下ろしエッセイ集。パリ、アヴィニョン、シャモニー、グルノーブル、などの場所。ラスキン、デュマ、スタンダール、永井荷風、幸田文、須賀敦子、などの文章。深い外国体験と東西文学の素養に裏打ちされ、ゆくりなく想起される過去の風景や言葉をきっかけに、人生の美しさと哀しみが綴られる。読み返すたびに静かな感動と新しい発見がある十一の物語。 これまでの著書に寄せられた賛辞より。「その行動力、知られざる画家を知りたいというみずみずしい好奇心が素晴らしい」(川本三郎氏による『青のパティニール 最初の風景画家』評)「日本における最も優れたバルトの読み手である。彼女は永年にわたって、バルトが考えた意味において、バルトの著作と生涯を「読み」続けてきた」(若松英輔氏による『ロラン・バルト』評)