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- / ISBN・EAN: 4988142500021
感想・レビュー・書評
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めちゃめちゃ楽しみにしてた!
今週は『タイタニック』を観に行く、というただそれだけで仕事をすごい頑張れた!
ごりごりネタバレしてるので、これから観たいという人は自己判断でご覧ください。
当時は中学一年生だった。
きっと、今こうしてリバイバル上映を楽しみにしているのはアラフォーより上の世代だろう。
あの頃はまだ、それから先の中学校生活が過酷になることを知らなかった。
あれから25年だって。いろいろなことがあった。
2週間限定のリバイバル上映だからか、なかなかチケット、というか、席が取れない…!
都心で観るのは諦めて、とにかく観られたらどこでもいい精神でチケットを取った。
祝日前日のレイトショーは満席。一番前の人は、195分も大変だっただろう。
3Dリマスターということで、初めて3Dメガネを使ったのだけれど、ちょっと首の角度を変えると字幕が見づらいし、かといって外すと字幕が読めないし、泣くとまじでどうにもならなくて、ちょっと持て余していた。
開始直前に「このメガネ凄いんだぜ」的な映像が流れたのだけれど、タイタニックにおいて3Dにする必要があったのか、未だに謎である。
当時、あの船ほとんどCGだと言われて「マジかよどんだけだよ!」と思っていたのだけれど、今改めて観ると、CGですね。
「こんな映画だったんだ!」って思うらしいよ、という話は聞いていた。
VHSを何度か観たわたしとしては「そうか?内容くらい知ってんし」くらいの気持ちで観たのだけれど…
こんな映画だったんだ!!!
思わずそう叫ぶ。
なぜローズがジャックに恋をしたのか。
それは、ディカプリオ様がイケメンとかそういうことではなかったんだな…
当時中一のわたしが理解できなかった上流階級ゆえの苦悩とか、DVの恐怖とか、ローズのそういう抑圧こそが、この作品の肝だったのだ。
ローズの芯の強さ、解放感に溢れた時のキュートな笑顔に強く惹かれて、ジャックもローズのそういうところに惹かれたんだろうなと、今はぐいぐい伝わってくる。
特にダンスのシーンは印象的で、その時のローズが本当に魅力的だった。
この映画を、「史上最高のラブストトーリー!」等々、ありきたりな言葉でまとめることもできる。
だけど、そんなシンプルで伝えられるようなものではなくて、ローズがこれほど壮絶な体験をしても強く生き残れたのはジャックとの出会いがあったからだし、その後自分らしく生きることができたのもジャックがいたからだし、たとえ大切なパートナーを人生のどこかで失うタイミングがきても、そのパートナーが相手の中に生き続けるというのはこういうことなんだろうな、と涙を我慢しながら気づかされる(3Dメガネがなければ思い切り泣けたのに)。
3時間という超大作ゆえ、普段一人で映画を観るときにはあまり食べないポップコーンを買ったのだけれど、一番有名なあのシーンに入る頃には、9割方ポップコーンはなくなっていた。長い。
最初は、「あの映画用の大袈裟なポップコーン置く台とかすごい恥ずかしくてどうしよう」とか思っていたのだけれど、平日のレイトショーというのもあるのか、女性一人であのポップコーンの台をバコーンて持ってる人が結構いて、紛れられた。
映画が終わる頃には、急がないと終電がなくなる時間になっていた。
そして、もちろんディカプリオ様はめちゃめちゃかっこよかったのだけれど、この歳で改めて観て、かっこいいな!と思ったのは、アンドリュースさんである。
アラフォー以上のみんな、覚えているだろうか、あの、アンドリュースさんである。
そう、あの、タイタニック号を設計した、アンドリュースさんである。
彼は人を差別しないし、きちんと現実を見ていて好感が持てた。
彼がどんな想いで船を設計し、沈没をどのように受け止めたのか。
その時を待つアンドリュースさんの表情が切なかった。
コロナが流行った初期の頃、「一番怖いのは人間だ」なんて言われたけど、作品の後半はまさにそんな感じだった。人はパニックになると何かあった時に備えとして持っていた武器を、人に向ける。
それを狂ってる、と指をさして罵倒することもできるけれど、それ程のパニック状態なんだということも、今はわかる。
船が動いているのは、眠らずにエンジンを動かしている人がいるからで、だけど沈没する時に最初に煽りを食うのは船を一番支えている彼らだったんだよな。
冷静に指示を出しているように見える船頭たちも、ものすごい緊張感の中でみんなにいろんなことを言われて、冷静な判断なんて、できっこなかったよな。
こんな風に思えるから、大人になった今、改めて観ることができてよかった。
ありがとう、タイタニック! -
今日は七夕なので「史上最高のラブストーリー」と言われる『タイタニック』を見ました
初めて。
最近フジテレビで放映したものを録ってあったのです。
前半を見ながら「眞子さまは、こんなふうに海の王子小室さんに惹かれていったのだろうな」と思いました。
お二人が無事にニューヨークに行けて
本当に良かったー。
後半は何度も胃が縮みました。
世の中に「『タイタニック』何度も見た!」という人たちがいます。
行列してまで絶叫マシンに乗る人たちと一緒なのではないでしょうか?
今回のテレビ放映直前に
富豪ら5人を乗せたタイタニックツアーの潜水艇が遭難
という事故がありました。
キャメロン監督自身も30回ぐらい沈没箇所に潜航しているとのことです。
本当に世の中にはいろいろな人がいるものですね。
今はもう見たくないと思うけど、
しばらくしたらまた見たくなるのでしょうか?
とりあえず削除しないでおきましょう。 -
タイタニック号が沈没してから84年後の1996年。トレジャー・ハンターのブロック・ロベットらはタイタニックと共に沈んだとされる最高峰のダイアモンド「碧洋のハート」の在り処を探るべく、小型潜水艇を用い深海のタイタニックの調査を行っていた。そして、上流階級女性が搭乗していたと思われる1等客室の部屋から一つの金庫を発見する。歓喜に包まれる調査団は金庫をこじ開けたものの、中にあったのは彼らが探していた宝石ではなく、古ぼけた紙切れだった。
しかし、その紙切れを綺麗に洗い直すと裸体の女性が浮かび上がり、その胸には「碧洋のハート」らしきダイヤを身に着けていたのだった。この一枚の絵画の発見をブロックはテレビで堂々と報じ、その放送を見たある老女は驚きを隠せずにはいられなかった。そしてブロックに一本の電話が入った。その声の主はなんと沈没事故から奇跡的に生還し、今では100歳を超えるその絵のモデルだった。
ブロックと連絡を取り合った女性は孫娘ともども調査団の船に訪れ、静かにあの豪華客船の中で起こった知られざる話を語り始める。
1912年4月10日、イギリスのサウサンプトン港から当時史上最大の豪華客船タイタニックはニューヨークへと向けた処女航海へと出発した。上流階級の令嬢だったローズ・デウィット・ブケイターは、その婚約者のキャルドン・ホックリーと未亡人となった母と共にタイタニックへと乗船するが、半ば強制された婚約に気分は晴れないでいた。ブケイター家は破産寸前で母親がホックリー家の財産を目当てにした結婚を強制したのである。一方、貧しい青年ジャック・ドーソンは、出港直前にポーカーで船のチケットを手に入れ、友人のイタリア青年ファブリッツィオと共にタイタニックに乗船する。
午後0時00分、正午きっかりにタイタニックは数多くの見物人や見送りの人々の歓声に包まれてサウサンプトンを後にする。故郷であるアメリカに帰れることになった画家志望のジャックは、政略結婚のためにアメリカに向かうイギリスの上流階級の娘ローズと運命的な出会いを果たし、2人は身分や境遇をも越えて互いに惹かれ合う。
しかし、航海半ばの4月14日午後11時40分、波一つない水平線の向こうに、見張り員はぼんやりとたたずむ白い影を発見する。それはタイタニックの針路に横たわる巨大な氷山の姿だった。「針路正面に氷山!!」。
見張員から直進すると氷山に衝突すると報告を受け、当直士官(船長に代わって船を指揮する士官)のマードック一等航海士は「取舵一杯、後進全速」の号令をかけたが、衝突を回避することは出来ず、タイタニックは氷山の横を擦るように衝突してしまう。
ジェームズ・キャメロン監督はこの映画で、アカデミー賞最多部門授賞した。ジェームズ・キャメロン監督の集大成です。
レオナルド・ディカプリオ演じるジャックは金はないけど絵の才能があり野心満々で、政略結婚させられるローズの中で眠っている情熱を呼び覚まし、ジャックがタイタニックと共に沈んだ後も、ローズは自分の才能を発揮して自立した生き方をしていく展開はキャメロンが世界中の女性に贈る究極の励ましのメッセージ。ジャックとローズがアイリッシュダンスを踊ったり、ジャックがローズをモデルに絵を描いたり心を通わせる恋愛描写、ローズがジャックを救出するなど大活躍するシーンのメロドラマは、文句なしに酔わせてくれます。
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映画公開当時から約20年ぶりに視聴。
改めてよくこんな映画を作ったものだと圧倒される。
ジャックもローズも強いなぁ。
こんな人たちが、物語の主人公に相応しいんだろうな。
映画公開当時から、
なぜローズは毛嫌いしていた婚約者からもらったブルーダイヤをつけてジャックに絵を描いてもらったのと、ずっと疑問だった。
知人があっさりと言うには、「そんなん超越して宝石の魅力に決まってるやん」と。そうなのかな。そうなのかもしれない。。。 -
名前は有名だがなんとなく見る機会なく過ぎていた映画
ストーリーも割といいし、豪華な船内のセットは圧巻
引き上げ場面からスタートするのも歴史を感じさせて
船内だけの狭い範囲のストーリーだけど歴史の重みを加えることで重層的するとかパニック映画のような中間部分などいろいろハリウッドらしい映画だったとおもう -
あまりにも有名な史実、例の有名なシーン、泣けるラブストーリー、若きレオ様、一度は見なくてはと思いつつ、3時間15分という長さに怯んで今まで見ずにいた映画。
見始めたらどのシーンも素晴らしく、俳優は魅力的でセットは豪華でストーリーが面白く見どころ満載で、ちっとも長く感じなかった。上流社会の社交と、下層の真のダンスパーティ。広く、そして残酷な海。家名しか持たぬ女性としての結婚。当時のイギリスの社会が分かる(確か高校の世界史で抜粋して授業で見た)。
真冬の夜に観ると、冬の海の冷たさが身に迫る。ブランデーを飲む紳士、許しを与え伝える神父、石炭をくべる人々、楽団のしんみりした音楽、絶望の中子供を寝かしつけるアイルランドの母親、監督はエキストラ150人一人一人に役名と背景を与えたという。…最後のシーンはぐっとくる…口角のクイっと上がったジャック… -
なんといってもディカプリオがいい!!!!
若くて美しい。
ローズとジャックの恋物語だけに焦点を持ってくると
安物臭いものになり果てたところをタイタニック号の
迫力ある映像と沈没していく描写をスぺクタルに
描いていくというお見事な展開。
大階段のラストシーンは何度見ても号泣っす。 -
d TVで。
一度ちゃんと見ておこうと思った。ラブストーリーよりタイタニックの船内再現度に見とれてしまった。ディカプリオ若い!ダイヤのネックレスはもったいなかった。
こんにちは!
実は、5552さんが登録されている作品から、「あ、エゴイスト気になってるんだろうな」と思ってました!きもいです...
こんにちは!
実は、5552さんが登録されている作品から、「あ、エゴイスト気になってるんだろうな」と思ってました!きもいですよね、すみません笑
あの作品、絡みのシーンが結構ちゃんと描かれていて、おすすめです爆
わたしはエゴイストの原作があることを知り、原作も気になってきました。
おお、見抜かれていましたか!
全然きもくないですよ。
私も時々やります…。
今日本屋に寄ったら...
おお、見抜かれていましたか!
全然きもくないですよ。
私も時々やります…。
今日本屋に寄ったらエゴイストの文庫があって、裏をちょっと見たら、エッセイストの自叙伝、と書いてあって、へーっと思いました。
まるきりのフィクションじゃないんですね。
エゴイストといえばレオ様が詩人のランボーを演じた、太陽と月に背いて、という作品も何故かとても好きです。
レオ様と年上男性の愛人とその妻の三角関係を描いた映画です。
若い頃のレオ様は今とはまた違う魅力がありますね。
よかったです、きもがられてなくて笑
そうなんです、わたしもフィクションだと思っていたのですが、自叙伝みたいです。
ただ、自...
よかったです、きもがられてなくて笑
そうなんです、わたしもフィクションだと思っていたのですが、自叙伝みたいです。
ただ、自叙伝だと思うと、すごくリアルに観てしまって、もやもやが残りました…
5552さんの感想楽しみにしています!!
タイタニックもやはりレオ様美しかった…!今その美しさに触れるとまた違いますよね~
他の過去の作品観ようかなって気分になりましたもん笑