天国までの百マイル [DVD]

監督 : 早川喜貴 
出演 : 時任三郎  大竹しのぶ  羽田美智子  柄本明  八千草薫  ベンガル 
  • 日活
3.33
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988103600258

感想・レビュー・書評

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  • 大竹しのぶが演じるマリがよい。愛されることよりも、愛することが幸せと説いて、ありがとうと告げる。時任三郎との電話をするシーンは静かでありながらしっかりと切ない余韻を残す。八千草薫の母親は愛らしいながらも、母としての力を感じさせる。
    本当はお腹は空いていないのに、子どもが空かしていると思えば、私が食べたいから、と云える母親の凄さ。

  • 「天国までの百マイル」は、浅田次郎による実体験を基にした私小説的小説を原作とした2000年の映画。
    仕事、家庭と全てを失った男が、重い心臓病を患った母親を救うため、名医が待つ千葉の病院までの百マイルを搬送する。
    そしてその中で彼自身の再生を描くが、ロードムービーとしては如何にも距離が短すぎる。
    浅田次郎氏も言っていたが、マリみたいな女性を男性はどうしても求める身勝手な傾向がある。
    それにしても、大竹しのぶが例によってはまり役で、見てくれとは裏腹に天使のような女性に惹かれずにはいられない。
    藤井尚之が手掛ける音楽、F-BLOODの主題歌の哀愁も悲しくも心地よい。

  • とにかくマリがイイ女過ぎて死にそう。
    この一言に尽きる気がする。
    バブルで会社倒産、嫁と離婚し子どもとは別に暮らして
    学生時代の先輩の会社にお世話になって毎月生活費30万を仕送りしつつ、水商売のマリと共に暮らしてるヤスオさん。
    そのヤスオの母が緊急搬送されて手術をするために100マイル、つまり160キロ離れた病院へ自分が運転して行くという話。
    泣きはしないが、普通にいい話。
    とにかくマリがイイ女。
    世の男性達は、こういう女を嫁にすることを勧める。

  • マリという人物、男に都合よすぎる でも彼女の純真な愛を見たら、愛しさしかないな

  • 原作に比べるとやや物足りない。マリはよかった。パイラン混ざってた?

  • 原作は浅田次郎。「憑神」しか知らない。
    もう12年も前の作品だから、音楽は元チェッカーズの
    現「F-BLOOD」藤井尚之。
    彼はいったい今何してるんでしょう?
    でも、出演者は今も活躍している存在感ある方ばかり。
    当時、有名になった?けっこう良い作品でした。
    (テレビ録画鑑賞)

    <ストーリー>は、
    バブル後全てを失った男は、家族もお金も気力も失っていた。
    借金取りに追われながらも、一緒に住む女性に援助してもらい、
    ただ日々をやり過ごしていたが、その女性の暖かな気持ちに触れ、
    手術が難しいとされる心臓病になった母のために、
    160km(100マイル)先の名医の元へ借りたバンで母親を搬送することにする。

    大竹しのぶさんて、やっぱり可愛い役が似合う。
    彼女の役どころが昭和ちっくで良い。

    筧利夫の役柄が、んなバカな~なんだけど良いんだなぁ
    はずれ無しのキャスティング。
    自分の母もいずれ老いて・・・と重ねてしまうと泣ける。

    ただ・・・北海道の田舎生まれの私からすると、
    160kmのドライブなんてザラなんで(´エ`;)
    大変なこととはちょっと共感できなかった。

  • レンタルしたままずっとほっておいてやっと観た。
    映画としてはコンパクトにきれいにまとまっているとは思うけど、浅田次郎の小粋な描写がうまく活かされてなかったかんじがする。母と子にテーマを置きすぎちゃったのかなと。

    rental 08/02/xx watch 08/03/28

  • 浅田次郎原作。ちょっと内容とばしすぎてるが、原作には忠実だと思った。大竹しのぶはイメージ違ったけどうまかった。周りの人に「ありがとう」と言いたくなるよ。2006.8鑑賞。

  • 男の子はいつまでもお母さんが大好きなんよ、困るわ。by母

  • ふーん

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