- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988142100511
感想・レビュー・書評
-
久々の恋愛モノ。
安っぽいベタなおめでたラブストーリーなんかではなかった。人を愛するって素晴らしい、ほんと。
主演の女の子はもちろんだけど、彼氏役の子が凄く爽やかで心優しい感じが顔にも出ていて非常に良い。
いい映画です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
17歳のヘイゼル(シャイリーン・ウッドリー)は、末期のガン患者。今は薬のおかげで深刻な状態を免れているが、学校にも通えず、友人もできず、毎日同じ本ばかり読んでいる。
ある日ガン患者の集会に出席した彼女は、骨肉腫を克服したオーガスタス(ガス)(アンセル・エルゴート)と知り合う。ガスはクールなヘイゼルに一瞬で恋に落ちる。
やがてヘイゼルを喜ばせたいガスは、最高のサプライズを用意する。なんとヘイゼルが敬愛する作家と、会えることになったのだ。心踊らせながら作家が住んでいるオランダへ旅立つヘイゼルとガスだが、意外な展開が待っていた。
末期ガンの自分の未來に悲観し投げやりだったヘイゼルが、骨肉腫で脚を失いながら冗談を飛ばすガスの明るさに救われ支えられ生きていく爽やかな青春ロマンス。
末期ガンである未來に悲観し仲間なんかいらないと強がり飾り気のないヘイゼルや骨肉腫を克服し秘密を抱えながらポジティブなガスや失明寸前でありながら彼女との恋に生きるアイザックなど病に冒されても明るさを失わず自分の病気すらジョークのネタとして笑い飛ばしへこたれないキャラクターの青春模様が爽やかで癒されます。
アイザックの元カノへのしっぺ返しに元カノの車に玉子をぶつけるのにヘイゼルとガスが付き合うシーンは痛快だし、ヘイゼルとアイザックが友情を込めた飾り気のないステキな悼辞をガスに贈るガスの生前葬のシーンはステキでした。
ガスのポジティブでユーモラスなイケメンセリフの数々「楽しみは拒絶しないことにした」「君に傷つけられるなら本望だ」 「OKが俺たちの「ずっと」」「君は自分がどんなにステキか分かっていない」「いずれは地球が太陽に飲み込まれるのを承知で、君を愛している」。
困難なアムステルダムへの旅行を実現させたりヘイゼルの意思を尊重してガスとヘイゼルの恋を応援する両親、儚くも大事な瞬間を大事に生きる二人がいとおしい傑作青春ロマンス映画です。
途中で終わった小説の謎、アンネフランクの家でヘイゼルとガスがお互いの気持ちに正直になれたシーン、アムステルダムから帰る朝に打ち明けたガスが抱えた秘密、初めて弱音を吐いたガスを「私があなたを愛して、ずっと忘れない」と励ますシーンが泣けました。 -
真っ直ぐなお話でした。
中心となって描かれる、不治の病のカップルもかわいいのですが、それを取り巻くそれぞれの両親や周りの大人たちを見ちゃいました。
ヘイゼルママ、素敵。苦しいだろうけど娘には見せないで、大きく受け止めて、前向いて。
死と隣り合わせ、って、病になった本人たちもだけれど、否応なしに周りに与える影響も大きいな。
ヘイゼルとオーガスタス、どこかで…と思ってたら、ダイバージェントシリーズで兄妹でしたよね。ベアトリスとケイレブ。。
シャイリーン・ウッドリーさんは本当に嬉しそうに笑っててこちらまで嬉しくなる。笑うのも全力だし悲しむのも全力。
アンセルさんも飄々としつつ、包容力すごかった。。
素敵なカップルでした。
てっきり、ヘイゼルがオーガスタスを遺して先に…だと思っていたら、オーガスタスが先でびっくり。
弔辞を友人と恋人に頼んでおくのもいいし、生前葬だと言ってそれを読んでもらうのも良かったです。悲しかったけど。
大好きウィレム・デフォーも、やなやつと思ってたけど重要な役でした。
無限には大小がある。。
あと、短い登場だったけれど、アムステルダムのレストランのウエイターさんとても格好良かったです。あんなの嬉しくならないはずがない。 -
「私は爆弾なの」
人を巻き込みたくない気持ち、よく分かります
それでも愛は止められないね
たとえ短いとしても、誰よりも幸せな人生だと思った -
2015/12/18 ヘイゼル可愛すぎ…酸素ボンベを欠かせないので…ボンベを常に引きずってるけど、最初はそんな重い病気を背負ってるなんて思わず観てた。骨肉腫を負ったけど…生還したというガスと知り合い 恋におちる 死について真摯に受け止め 同じように真摯に死について書いてる作家にアムステルダムまで会いにゆくが…希望が絶たれるような事に憤慨して帰ってゆくが、完治したと思ってたガスの病気再発で 死に至る 悲しい話だけど…自分も病気してるから この映画の2人の気持ちに共感出来た。やはり、死ぬかもしれない…長く生きられないと思ってる 病気を持ち 死に真摯に向き合っていながら その不安と怖さを 心に持ってる者同士じゃないと 分かり合えないことってあるなぁ と本当に思えた 悲しいけど 星の輝きは見えた気がした。
-
悲しいのなんて分かってた
でも、悲しいけれど、励まされた -
末期ガンで酸素ボンベを常に手放せないヘイゼルはガン患者の集会で骨肉腫で片足を失ったガスと出会う。
好きな小説の事で距離を縮めた2人は、作家に物語の続きがどうなったのか聞くためオランダへ向かう。
結末がなんとなく読めちゃいました。
シャイリーン・ウッドリーは難病役には健康的すぎると思います(^^;) -
公開時の見逃しを早速。
予告のつくり方がうまかったんだなぁと観終わって思った。
徐々に近づいていく最期がわかってても、みているこっちも、くれた言葉やあげた言葉のひとつひとつがどれも愛しくて、かなしくて、総じてきれいな話しだったなー。 -
良かった。
悲しいけど暗くない。
いろんな人たちの心の葛藤が胸に突き刺さってくる。