ドラマチック

アーティスト : クラムボン 
  • ワーナーミュージック・ジャパン (2001年10月10日発売)
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感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4943674028351

感想・レビュー・書評

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  • 夏の日陰。こころが痛くなることば。

  • ★泣ける名曲

    『便箋歌 / クラムボン』


    ピアノ、ドラム、ベースからなるトリオバンド、クラムボン♪
    矢野顕子に影響を受けたVo、ピアノの原田郁子のキュートで多彩な歌声に疲れた心も浄化されます。
    『便箋歌』はフワリと優しいピアノのイントロから切なさが溢れだす、ダメダメな彼氏へのエールを手紙風に綴った号泣必至のバラードです♪
    けどコレ、深読みすれば不甲斐ない自分自身への手紙にもとれますよね(^_^;)
    『どんなあなたも受け止めたい
    願うわたしを忘れないで』
    というフレーズに、深い深い愛を感じずにいられませんね〜(泣)(ToT)
    またサビにかけてのフルオーケストラでのドラマチックな盛り上がりは、もう反則(号泣)!!(ToT)ダメでもいいから二人でやっていこうよ♪っていうメッセージを、あの切なくて語りかけるような原田郁子の声で歌われると、うん♪俺、頑張るっ!!(>_<)って腹の底からチカラみなぎってくるようです(笑)
    今近くにいる誰かを
    あなたは大切にできていますか?少しだけ、周りにいる誰かに優しくなれる、この先10年も20年後も語り継がれていくべき名曲です。ほんとにほんとに名曲なんで聴いたことのない人はホンマ人生損してますよ〜(笑)
    結婚式にもピッタンコです♪


    2001年発表の3rdアルバム
    『ドラマチック』

    2003年発表のベストアルバム
    『ベスト』

    2006年発表の
    2枚組ライブアルバム
    『3 Peace 〜Live at 百年蔵〜』

    に収録☆

  • クラムボンの曲の中で、特に好きな曲が全部入っている、私にとってベスト盤のような存在のアルバムです。
    『ロマンチック』『ジョージ』『サラウンド』『心象21』『残暑』『便箋歌』が好きです。
    特に『便箋歌』が大好きで大好きで、しつこいくらい聴いてます。
    心にしみる詞がいいのです。

  • クラムボンの中でも、1番ハジけている作品です。学生の時に聴きまくりました。

    出だしの『ロマンチック』から『ジョージ』(このアルバムの中で僕の1番のお気に入り)、『サラウンド』、『心象21』までの曲のテンポの良さは、車を走らせているときに聴くとヤバイくらいにスピードを出したくなるから危ない(笑)

    そこから、しんみりとくる『レインボウ』、胸がキュンと切なくなる『恋わずらい』。そして『残暑』、『モノクローム』、『便箋歌』と、メロウな曲が続き、クラムボンのバラード代表作『ララバイ サラバイ』が来て、最後に『ドラマチック』で締めくくる…。

    強力なラインナップです。捨て曲一切なし!文句なしの名盤。

    次作のオリジナルアルバム『id』から、クラムボンの音楽が少しずつ変容していくので、このアルバムでハジけまくり感をとことん出し尽くした、という印象がしますね。そういう意味で、彼女たちにとっては、ものすごい意欲作だったのかもしれません。

    【収録曲】
    1. ロマンチック
    2. ジョージ
    3. サラウンド
    4. 心象21
    5. レインボウ
    6. 恋わずらい
    7. 残 暑
    8. モノクローム
    9. 便箋歌
    10. ララバイ サラバイ
    11. ドラマチック

  • 大好きが詰まったアルバム

  • 自分でも変な聴き方をしていると思う。
    05.レインボウから聴き始めて、08.モノクロームまで。
    その前はいらないし、その後もいらない。
    (いや、その前も後も普通に良い曲はあるので、気分の問題なのだけれど。)
    このアルバムを聴きたいときは、
    満足できないとき。変わりたいとき。
    でも、何に満足できてないのか、どう変わりたいのか
    分からないとき。
    上手く言葉に出来ないけれど、
    いつもそんな気分。

  • 名曲「便箋歌」収録。


  • 「恋わずらい」。
    この言葉が好きになってから、何度も何度もギターを手にした。
    どう歌おうとしても、嘘くさくて、曇っていて、結局はギターを手にしたのと同じ回数だけ放り投げてきた。

    ちょっと遠くに行く事になった時、旅のお供に、と選んだCDにクラムボンの『ドラマチック』があった。
    健全ではないとは思いつつも、時間と空間を埋めるために垂れ流していたその時、僕の耳を捉える言葉が聞こえた。


      『恋をわずらうなんて ひどくわずらわしいこと
       恋をしてしまうなんて 思いもしなかったこと
       恋をわずらうひとと 恋がわずらわしかったひと
       それでも会いたいなら これを何と呼べばいい?』


    言葉にならない感情がわき出てきた。
    どうしようもない、いてもたってもいられない、そんな感情。
    それは、
    音楽的好奇心だったかも知れないし、
    日本から遠く離れた所で過ごしているうちに忘れかけていた「何か」だったかも知れない。
    とにかく、いろんなものが綯い交ぜになった、言葉にならない感情だった。

    僕は、この曲の中にも、そんな「言葉にならない複雑な感情」が歌われているような気がする。
    そんな感情を、どうにかこうにか言葉にしたら、こうなるんだろう、と。

    たぶん、僕は今まで「恋わずらい」なんてした事がなかったんだろう。
    この曲を聴いて、そう思った。




    「恋わずらい」を含むこのアルバム『ドラマチック』は、
    ちょっとザラっとした浮遊感と、そして突然の飛翔感とで、たまらない心地よさを与えてくれます。
    それまでのクラムボンとはちょっと違った音になっていて、初めはちょっと戸惑うかも知れませんが、
    いわゆる「流行の音作り」ということで敬遠するには、とてももったいない作品です。

    「便箋歌」という曲も佳曲で、言葉と曲の混ざり方が綺麗です。ひょっとしたら、泣けるかも知れませんよ。





      『恋をわずらうなんて ひどくわずらわしいこと
       恋をしてしまうなんて 思いもしなかったこと
       恋をわずらうひとと 恋がわずらわしかったひと
       それでも会いたいなら これを恋と呼べばいい?』

  • 1〜3の流れは、本当に最高だと思う。

  • 好きな作家さんがおススメしてて、聴いてみたら作品のイメージにぴったりで。
    色々聴きあさってたら作品抜きにしても好みすぎると気づく。遅い。

    一番思い入れがあるのがこのアルバムの『ドラマチック』です。
    キラキラ可愛い!ティンカーベル的な女の子を想像しますです。

    クラムボンのなかでは異色なほうかな?
    でもスーパーカーとかちょい前のカプセルが好きな人はこれが入りやすいと思いますよ。

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